お代はラヴでけっこう

【原神考察】Ver2.2「鶴観島」の予習と予想

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原神Ver2.2でついに稲妻の最後の島である「鶴観島」が実装されますね!
(エリアとしては、海祇島の地下に竜宮城的なものがあることを匂わされていますが。)

公式PVが登場していますが、今回は特に謎めいた雰囲気が魅力です。

現状、鶴観島に関する情報はほとんど存在せず、またほとんど(全く?)人が住んでいないように思われます。

今回は乏しい情報から妄想を最大限にして鶴観島の内容を考察していきます。

金リンゴ群島との酷似

最初に感じた雰囲気は金リンゴ群島に酷似しているということですね。

金リンゴ群島はVer1.6限定で公開されたマップで、外界から隔絶された空間で侵入にはトワリンの力が必要でした。

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また、トワリンから警告が発せられていましたが旅人たちの冒険に然したる危険は発生せず、この伏線も回収されずに終わりました。

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金リンゴ群島は、最初はマップ全体が霧に包まれた秘境であり、進むためにはウェーブボートで灯を辿っていく必要がありました。

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今回の鶴観島も霧に包まれた秘境であり、濃い霧を進むためには灯を辿っていく必要があります。

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ドラゴンスパイン――シャール・フィンドニールの関与

公式PVではモンド風建築の壊れた建物が紹介されていますが、この建物にはドラゴンスパイン地方で見られる紋様に似たものが刻まれています。

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このマークはセイライ島の地下に隠された遺跡にも同様のものがあります。

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また、金リンゴ群島では、稲妻の赤穂百目鬼左衛門の海賊船が迷い込んでいましたが、何故かこの船には「保護装置」が載せられていましたがこの理由については「変だな…」で済まされ、現時点においても一切不明です。

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この「保護装置」は、今のところドラゴンスパイン地方でしか登場していない敵です。

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また他の稲妻エリアにも「保護装置」は登場していません。

そう考えれば、百目鬼はこの地方で「保護装置」を手に入れたのではないでしょうか(もう他に百目鬼がいけそうな地域はないので。竜宮城は無理でしょうし)。

この保護装置は倒しても図鑑に載らないため一切の詳細が不明です。
存在そのものがネタバレだから解説できないというのは穿った考えでしょうか。

恐らく、この鶴観島にはシャール・フィンドニールの秘密が隠されているのかもしれません。

セイライ島と紫電の鳶

Ver2.1で実装された、雷雲の島セイライは1000年前に紫電の鳶を封印していましたが、その500年後——ちょうど500年前に封印の守り手であった浅瀬響私情により封印を解除してしまいました。

旅人は、寝子の依頼でセイライ島の雷を再び封印し、怨念の残滓である雷音権現を討伐しますが、その際に奇妙な羽を手に入れました。

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この羽の紋様は、PVで登場した回想に出てくる鳥の羽根にも刻まれています。

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この1000年前の封印に関する詳細は現在のところ語られていないので、鶴観島で明かされるものと思われます。

予想:聖遺物「雷のような怒り」

元々、この紫電の鳶は聖遺物「雷のような怒り」に登場する「雷の魔鳥」ではないかと予想されています。

この物語で語られるシャーマンの一族は、雷の魔鳥を信望していましたが、ある出来事により部族は山ごと灰燼に帰されました。

雷の魔鳥が落とした羽根、紫色の艶を放っている。
滅ぼされた部族が存在した最後の証かもしれない。
古い部族は雷鳥を守護神としたが、雷鳥は古い部族を滅ぼした。
   ―——雷災の生存者(聖遺物物語)

その後、この魔鳥は元にいた山を離れましたが、数年後に世を乱す妖怪として討伐されています。

つまり、聖遺物の物語に当てはめると、こういうことになるのではないでしょうか。

雷の魔鳥は元々鶴観島の守護神として部族に崇拝されていましたが、その地を部族ごと壊滅させました。
そして、鶴観島を離れた魔鳥はセイライ島を訪れましたが、そこで妖怪として討伐されます。

しかし魔神オロバシのように強大な力を持つものは死しても周囲に害を成します。

セイライ島は雷の怨念に包まれてしまったために封印措置を施され、浅瀬神社の巫女が代々の封印を見守る役目を背負ったのです。

現在の鶴観島には人が住んでいないか、いても極少数

その中でひと際気になるのが、この「麦わら帽子を被った少年」ですね。

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この少年はヤシオリ島に一連のクエストに登場する「長次」と全く同じデザインです。

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モブ顔なので断言は難しいのですが、帽子も特徴的な衣服も寄せているのが分かりますね。

この点に関しては二つの仮説があります。

・過去に鶴観島に両親とともに訪れた長次自身である
・聖遺物物語で語られる「魔鳥と友情を育んだ少年」である

どちらにせよ言えるのは、長次の一族(恐らく母)は鶴観島のシャーマン=陰陽術師の末裔ではないかというのが個人的な予想です。

浅瀬響らは天狗に師事して術を学びましたが、長次の一族は狐に師事して陰陽術を学んだのではないでしょうか。

長次の母は、怨念に塗れた鷲津の祠を、桜を散らしてお参りしていた形跡があります。

式大名と惟神晴之介

今回のPVでは、陰陽術の式大名が登場しています。

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式大名は、実際の陰陽術の式神を原神風にアレンジしたものでしょう。大名なので甲冑を身に着けています。

この式大名は、500年前の登場人物であり世界任務「神櫻大祓」で回想に登場する陰陽師・惟神晴之介の術です。

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式大名は「しっかりした紙」なので500年後も存続していたのでしょう。

彼は人間なので、本人自身が登場することはないと思いますが、その弟子が関わってくる可能性はあります。

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一切根拠のない個人的な直感ですが、この弟子とは「大冒険家アリス」ではないかと思っています。

「流浪の黒狼」と「獣域ハウンド」

次に追加される新敵「獣域ハウンド」はレザーの伝説任務に存在だけ匂わされていながらも登場しなかった「流浪の黒狼」であることが公式に明言されました。

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この物語では討伐しないまま終了してしまったので、黒狼たちは今でもモンドのどこかに潜んでいます。

さて、この狼たちは「黄金」の造物であると言われています。

「黄金」とはかつてカーンルイアに漆黒の魔獣を生み出した錬金術師のことです。

これは地下に没落した王国、カーンルイアで起こったもう一つの物語である。
黒日王朝が滅ぼされ、災難が古国の城壁を突き破り大陸へと蔓延した。「黄金」と呼ばれた錬金術は罪人へと堕ち、漆黒の魔獣を大量に生み出した。漆黒なる大蛇――悪龍「ドゥリン」が海から這い出し、暗雲がモンドへと忍び寄る。その頃の西風騎士団は獅牙騎士の座が空席で、鷹の旗は地に降りていた。
   ―——書籍「森の風」1巻

そして、この「黄金」とはアルベドの師匠であるレインドットという疑惑があります。

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アルベドもまたレインドットの実験から作られたホムンクルスであるため、ある意味ドゥリンとは兄弟に近い関係であり、そのため彼は黄金の被造物と因果で共鳴する宿命にあります。

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注:ドゥリンは「黄金」の身体を材料として作られているが、アルベドは単にレインドットの実験結果で作られた存在に過ぎないため、厳密な意味での兄弟ではない

もしかしたら鶴観ではアルベドの出生の秘密に関わるものが出てくる可能性もあります。
メタ的視点:今回のPUでアルベド復刻がスルーされたと騒がれているが、もしかすると2.3以降にアルベドと「黄金」が関わるシナリオが予定されており、その時のために残しているのでは?という予想)。

Ver2.0から怒涛の稲妻地域のラッシュで原神の盛り上がりっぷりが半端ないですね。

どこまで当たっているかは分かりませんが、予習ついでに流し読みしてもらえれば幸いです。

ではでは。

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