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【原神考察】フォンテーヌに流れる「予言」は「滅亡」ではなく「救世」の予言である

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この記事は、2023年8月時点の情報を元にネタバレ個人の見解を含んでいます。今後の実装次第で公式と大きく異なる記事となる可能性がありますのでご了承ください。

フォンテーヌ魔神任務開始時に旅人はリネから不吉な予言を教えられる。

「人々はみな海の中に溶け
水神は自らの神座で涙を流す…」

これは一般的には「終末の予言」であるとされ、先代水神の残したこの「難題」を解決するためにフリーナも色々調査していましたが、一般的にはあまり重要に受け止められておらず、水神であるフリーナでさえ「人が水に溶けるはずがない」と信じていませんでした。

しかし、ストーリーの中でフォンテーヌ人は「原始胎海の水」に触れると本当に溶けて消えてしまうことが判明します。


しかも、旅人の共感力により、水に溶け肉体を消失した人々はテイワットの生命の根源である原始胎海に残り続けることが分かります。

果たして、この予言は真実なのか?
人々が海に帰るとは一体何を意味しているのか?

結論から言うと、これは「滅亡の予言」ではなく「救世の予言」であり、これは水仙十字院の一員であったルネが考えた「世界終末を回避し、人々を救うための手段」です。

同じMIHOYO作品である「崩壊3rd」をプレイしている人であれば「ヨルムンガンド計画」といえば大体察せれると思いますが、あくまでこれは原神なので原神の中で説明します。

「ルネ」とは一体誰なのか?

ルネとは今から約400年前以上前に作られた孤児や犯罪者の子どもの面倒を見るための施設「水仙十字院」の出身者です。

ゲーム内ではVer3.6で追加された砂漠エリアを探索すると発見できる「ルネの調査ノート」が初出になります。

さて、このルネは幼いころから明晰な頭脳を持っており、数々の実験や研究を行っていたが、ある時彼は「世界の全ての出来事を計算で導き出せる「世界式」を見出します。

そして、この世界式を計算したところルネは「テイワットは終末が確定した世界」であるという結果を導き出しました。

彼は終末を回避すべく、更なる研究を繰り返しますが、何度計算しても結果を覆すことはできません。

「世界式」はテイワットの根源を指し示す計算式であり、テイワット内の人間がどのように足掻こうとも絶対に覆すことはできないからです。

400年前の当時「金髪の旅人」の姿はなく、「どうあってもテイワット内の人間の力では終末を変えられない」ことを知った彼は別のアプローチを考えます。
終末が避けられないのであれば「終末がきても生きられる存在」になればいいというアプローチです。

そこで彼は様々な研究を行い、そのうちの一つが「新人類」として、肉体を「アビス化」することでした。

これは元々スメールの探索中に瀕死の重傷を負ったジェイコブを「治癒」させるための手法でしたが、偶然成功したこの肉体であれば、終末後の世界でも生きていけることが判明しました。

世界任務で遭遇したジェイコブが「アビス教団と一緒にするな」と言ったのは、彼はあくまでも技術的にアビス化しただけだからです。

しかし、残念ながらこれはうまくいきませんでした。再現性に問題があったからです。
前述のとおり、一人目の被験者であるジェイコブは成功しましたが、二人目の被験者であるカーターは失敗してしまいます
(ぼかされているので推測だが、カーターは「世界外の存在」として「テイワットに拒否され無限に崩壊し無限に再生する」悲惨な状況になってしまったと思われる。)

全人類をアビス化する計画はうまくいかなかったため、ルネとジェイコブは別の方向性を模索したところ、彼はふとスメール探索中に発見したある手段を思い出します。
それは人間の「意思」を抽出するという方法です。

ルネは、こう考えます。
もし人間の意識を抽出できるなら、それを利用して終末を乗り越えられるのではないか?と。

そして様々な研究を行った結果、ルネはテイワットの生命を育んだ原始の水――原始胎海に最も近い純水精霊を利用した儀式を行うことで、「全てのフォンテーヌ人の意識を「道」を通じて原始の海に移動させ、終末の時を待つ。終末が過ぎ去れば、自身を起点として意識を抽出して復活させる。」という手段を考えます。

そして、自分が「起点」となるために、自らの意思を原始胎海に溶かしました。

ヌヴィレットですら「フォンテーヌ人が原始胎海の水に触れると溶ける」ことを知らなかったのは、この特性がルネの「儀式」によってフォンテーヌ人に後天的に付与されたものだからです。

なぜフォンテーヌ人にだけこのような特性が付与できたのか?

全くの推測だが、フォンテーヌ人の起源は人間よりも・・・という描写があり、これは「純水精霊に近い」と言いたいのではないだろうか?

また、「ルネの調査ノート」でも「ルネとジェイコブは聖蓮(前水神の遺体)と重なる組織を持つ」と言われています(カールおじさんは名前からモンド人と推測される)

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