アストラの上級騎士とは、ゲーム最初のイベントで出会うNPCです。
ちなみに「アストラ」とはラテン語で「星」「星座」「天」を意味する名詞「astrum」の複数形になります。
ゲーム開始時にPCに牢屋の鍵を投げ入れてくれる
開始時にプレイヤーが北の不死院の牢屋から出るために鍵を投げ入れてくれますが、次の出会う時には瀕死の重傷を負っており、不死の使命を継ぐようにプレイヤーに依頼し、エスト瓶と北の不死院2階の鍵を託してくれます。
彼の防具(上級騎士シリーズ)は黒い森の庭で入手できる他、武器であるアストラの直剣は飛龍の谷で入手できます。
日本語版は「アストラの上級騎士」としか書かれていませんが、海外版では「Knight of Astora, Oscar」と名前が判明しています。
読み方に関しては諸説ありましたが、公式ライセンス商品のフィギュア名が「アストラの上級騎士オスカー」であったため、オスカー読みが正しいようですね。
プレイヤーが止めを刺すか、刺さなくとも部屋から外に出ると死亡するためバグ技を使わない限り、彼が生き残るルートはありません。
一度不死院から出て、再訪したときには既に亡者化しており、プレイヤーを見つけると襲ってきますが、装備を扱いきれていないのかドッスンローリングなのでその隙をつけば倒すことは難しくありません。
ただし所有武器のアストラの直剣は神聖属性を帯びており、盾受けしても削られてしまう点には注意が必要です。
神聖属性は魔法攻撃と同じく盾ガードの上から削りダメージを与えてくる
倒すと紋章の盾をドロップします。
考察①装備品と不死の使命
彼の装備する上級騎士防具は明言はされていませんが、彼のことを説明しているかのような文章になっています。
宮崎氏がラジオ出演した際に「不死であることは聖職者にとって都合が悪いから使命という形を取って追放した」という内容のコメントをしていることから、彼にとっての「使命」も同様のものではないかと思われます。
考察②没設定
没設定ではプレイヤーのライバルキャラだったようで、未使用音声では黒い森の庭の森の誓約者に対して共闘を匂わせるセリフがあることから、上級騎士防具が黒い森の庭で手に入るのはこの名残であると推測されています。
また、最後は選んだルートの逆ルートを選んだものとして敵対するようでした。
君を待っていた…
愚かな神々の奴隷、フラムトの駒よ…
君を殺し…
そして、真の闇の王となろう…
(フラムトルート選択時と思われるセリフを翻訳)
そうか、君だったのか…
そんな気がしていたよ…
運命の導きにより、私が君を滅ぼそう…
闇撫でのカアスの愚かな駒…
そして残酷なる闇の王よ…
(カアスルート選択時と思われるセリフを翻訳)
考察③死亡原因
最初に会ったときには元気そう(に見える)が、そこからすぐに瀕死の重傷で再会します。
また再会場所は出入口の存在しない部屋ですが、上には通気口があるため、当初はここから足を滑らせて転落したドジっ子などと言われていましたが、彼はOPムービーから屋根上を移動していることが分かっており、不死院のデーモンも最初は屋根上で見張りをしていることから、実際は不死院のデーモンと戦い敗北して逃走した結果逃げ込んだという流れだと思われます。
不死院のデーモンは屋根上で待ち構えている
考察④丸まった人間
祭祀場で心折れた戦士が「丸まっている人間が鴉に運ばれていくのを見た」というセリフが聞けますが、不死院には他にNPCはいないため、このオスカーのことだと思われます。
意外と周りを見てる戦士さん
考察⑤ダークソウル3に出演?
3でのゲーム開始場所から少し進んだところにある死体から「エストの灰瓶」を入手できますが、その死体の装備品がアストラの直剣に紋章の盾を持ち上級騎士一式を着込んでいることから、オスカーもまた火のない灰として復活したのではないでしょうか。
しかし、復活したはいいものの、グンダに勝てずいきなり絶望したというところでしょうか・・・毎回毎回弱すぎでは??
まあドッスンローリングだし仕方ないのか・・・。
ただ、基本的にはファンサービスという側面が強いものと思われます。
考察⑥幻の騎士
オープニングには上級騎士が上から牢屋の鍵を投げ入れてくれます(死体ごと)。
本文では彼がオスカーであるというように書きましたが、この騎士が本当にオスカーであるという証拠はありません。
これはあくまでストーリーの流れからそうであろうという推測でしかありません。
実際オスカーとの初会話では、全く面識がないかのように会話が進んでいきます。
また投げ入れられた鍵自体も、騎士のことを「半ば幻のよう」と表現しており、上級騎士と明言がされていないことも気になります。
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