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【原神考察】稲妻編、魔神任務の裏側・陰謀について

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今回の記事には魔神任務第二章第一幕及び第二幕の多大なネタバレが含まれています。
また一個人の考察であり、憶測も多分に含まれていることをご了承ください。

この記事は魔神任務、稲妻編をより楽しむための考察的な話になります。

稲妻編の魔神任務は続き物ということもあり、今後の展開に繋がる様々な謎が残されています。

今回は特に、それぞれの思惑や組織関係の繋がりの謎についての考察を行っていきたいと思います。

珊瑚宮心海の立場と状況

ところで、魔神任務を進めたり島を探索していると端々に、「なんかこの人怪しくない?」とみなさんが感じられた方がいらっしゃると思います。

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そう、抵抗軍のリーダーにして軍師で在らせられる珊瑚宮心海ちゃんです。

Ver2.0の生放送で登場が明らかになり、その可愛さにキュンキュンした人も多いと思いますが、実は腹黒悪女系だとしたらどうでしょうか。
興奮した人は私と同類ですので挙手してください。

そもそも珊瑚宮とは、稲妻の南東に位置する大蛇を神として祀った海人の末裔が住む地域です。

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この場所は元々は海溝でしたが大蛇がこの地に渡来した際、渦が巻き起こった珊瑚が島になったことから、この島を「海衹島」と呼び、大蛇を神として祀りました。

この大蛇・・・魔神オロバシを祀る神宮が海衹島の頂点に経ち、その長は「現人神の巫女」と呼ばれるようになったのです。

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しかし、魔神戦争の勝者である雷電将軍が稲妻全土を平定。その後魔神オロバスが反乱を企てたため、雷電将軍はオロバスを無想の一太刀で調伏し、珊瑚宮は稲妻幕府に降伏しました。

つまり、珊瑚宮とはそもそも稲妻幕府の政敵だったわけです。

注意点として、珊瑚宮記の作者は「幕府の有名な歴史学者、九条道真」が書いた書物であるということです。
つまり、勝者側に与する勢力が書いた歴史なので歴史的記述の信憑性は皆無でしょう。

この本で信じてもよさそうなのは「雷電将軍とオロバスが争ったこと」「珊瑚宮(海島)はオロバスに仕えていたが敗れたことにより稲妻幕府に降伏した」ことぐらいでしょうか。

珊瑚宮心海の目的

これらのことを考えると珊瑚宮の真の目的魔神オロバスの復活と珊瑚宮の復権だと思われます。

そのために、ファデュイと手を組んで暗躍しています。

何人かがファトゥス(執行官)ではないかと考察している人がいましたが、協力関係にあるだけだと思っています。

ファデュイの目的が雷電将軍から神の心を奪うことで、心海の目的は雷電将軍を倒し、珊瑚宮を復権させることとすれば双方の利害は一致しています。

長年に渡り、珊瑚宮は地に伏せていましたが、雷電将軍が鎖国と目狩り令の執行を皮切りに、住民の不満が溜まっていきます。

これを好機と見た心海は抵抗軍を組織し、稲妻幕府に反旗を翻したのです。

勘定奉行はファデュイと繋がっている

稲妻に入った旅人は離島から出るための通行証を求めて勘定奉行の当主柊慎介に無理難題を言われて足止めを食うことになります。

この旅人の存在を知った、当主の娘柊千里は旅人にある依頼をすることで離島から脱出する手はずを整えますが、その際に父がある身分の高そうな女性旅人を離島の閉じ込める方法について相談をしてるのを見てしまいます。

この相手は勘定奉行の当主がかしこまるほどの人物です。

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この稲妻の将軍様と同じぐらいかしこまる相手とは誰なのか。

まず候補として八重神子がいますが、祭祀に顔を出す彼女を柊千里が知らないとは思えません。

他に該当しそうな人物と言えば、例えばもう一つの現人神の巫女と呼ばれた人物。そう、珊瑚宮心海などが当てはまるかもしれません。

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・・・っていう考察を見たことがあるのですが、恐らく違います。

実はこの文章は言語である中国語では

中国語_edited-1

趾高气昂的女人となっており、英語では

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An arrogant-sounding womanとなっています。

「趾高气昂的女人」とは、「足を高く上げ、堂々と歩く気位の高い女性」のことであり、端的に言えば傲慢な女性と訳されます。
「An arrogant-sounding woman」も傲慢そうな雰囲気を持つ女性という意味です。

つまり、柊慎介の会っていた人物とは「傲慢な女性」であり、日本語版の「身分の高そうな女性」誤訳なわけですね。

そもそも、心海には今のところ旅人を足止めする動機がありません。

トーマは、旅人がこの地にきたとき「前情報では反目狩り令に協力してくれるはず」と予想していました。

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目狩り令に反発するならば最終的には抵抗軍に与することも予想できる流れですし、旅人の力が仲間になるならば心海に取って利益があります。

では、この女性は一体何者なのでしょうか?

「傲慢な女性」とは誰なのか

さて、この島にはとある組織が足跡を残しています。

離島の外れにいる少女からお面を被った一派がここから鳴神島に向かうのを見たと教えてくれます。

2021-07-31 (22)のコピー

お面を被った一派・・・一体何者なんだ・・!

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お前らしかおらんやんけ・・・

さて、この勘定奉行は不思議な政策を最近になって始めました。

それは税金を晶化骨髄で納めるよう要求しだしたということです。

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晶化骨髄とは蛇神の首周辺で採取できる、「祟り神」の力が宿った物質です。

晶化骨髄

ファデュイたちは、魔神任務璃月編で魔神オセルの研究をしていたように神の心以外にも各地の魔神の研究に余念がありません。

たたら砂の地の中心には「御影炉心」という無限のエネルギーを引き出せるという凄まじい動力がありますが、この炉心には「祟り神の核」が使われています。

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世界任務「たたら物語」では、この動力に不具合が発生したため、旅人は修理に奔走することになりますが、このときファデュイたちが御影炉心の力(すなわち祟り神)を奪おうと画策していることが判明します。

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また、離島の掲示板では鎖国令が出され、他国の商品の入手に皆が苦労する中で勘定奉行はスネージナヤにだけ優遇措置を出す布告を出しています。

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つまり、勘定奉行はファデュイたちが欲しがっている祟り神の力を秘めた物品を大量に集めて、それを本国に送るための優遇措置を実施していることが分かります。

勘定奉行とファデュイが繋がっているのならば、最初に述べた柊千里が目撃した「父が非常にかしこまる傲慢な女性」の正体も見えてきますね。

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そう、「淑女」です。

淑女なら旅人を離島に閉じ込める動機も十分すぎるほどあります

この柊慎介と密会していた女性は「淑女」で間違いないと思われます。

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(追記)Ver2/1の公開により、黒幕は「淑女」で密会相手だったことが判明しました。

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詳細は上記記事を参照してください。

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勘定奉行と抵抗軍

勘定奉行はファデュイと繋がっていますが、もう一つ繋がっている組織があります。

抵抗軍です。

魔神任務では、勘定奉行の部下たちが「傷一つ付けてはならない特別な荷物」海祇島に運ぶよう命じられます。

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しかし幕府の支配下にある勘定奉行がなぜ、抵抗軍の本拠地である海祇島に荷物を運ばなければならないのでしょうか?

しかもこの荷物は、最近になって税金に納めるよう要求されだした晶化骨髄です。

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晶化骨髄は過去にスネージネヤに送られたことのある、ある物の材料だということです。

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晶化骨髄が、祟り神の力が宿った品物で、強力な鋼鉄製品が作成できることから、このある物とは恐らく何らかの兵器なのでしょう。

スネージナヤで実験された兵器の材料が、抵抗軍の本拠地である海神島に運ばれ、そこで製作された兵器が幕府軍に使用される・・・。

兵器を入手できる抵抗軍と、実戦データを手に入れられるスネージナヤの双方にとって魅力的な話です。

ここで一つ気になるのが、デイリー任務「 白日に来たる君子」です。

これは稲妻各地で怪しい集団から物資を奪うという任務なのですが、そのうちの一か所はヤシオリ島の船着き場にいるファデュイの集団です。

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一体ここでどんな「荷物」を何者から受け取ったのでしょうか・・・。

これらのことから、稲妻編の裏で糸を引いているのはファデュイであり、シニョーラであると思われます。

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魔神任務に関するお話はとりあえず、ここまでで次回以降は、世界任務などから判明している稲妻の成り立ちや世界観の考察話に移っていきたいと思っています。

あー、Ver2.1が楽しみすぎる!!!!

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