お代はラヴでけっこう

【原神考察】魔神任務、稲妻編の答え合わせ

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今回の記事には魔神任務第二章全般の多大なネタバレが含まれています。

ついにVer2.1が公開され、雷電将軍の実装と魔神任務稲妻編が終了しましたね。

というわけで、今回は稲妻編の感想と以前に書いた稲妻に関わる記事の予想がどうだったのかという記事を書いていきます。

当然のことながら、超絶ネタバレ記事になるため、クリア済みの方のみ推奨です。

淑女の正体について

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この記事に関しては、まあほぼ満点でしたね。とはいえ淑女=炎の魔女というのは多くの方が予想していたことでもありましたから、分かっていたことが確定したということぐらいですね。

セリフに聖遺物と同じ「蒼白の炎」とあるのと、瀕死に追い込むと「私を魔女と呼ぶな」というセリフ(字幕なし)があり、しっかりと伏線回収をしてくれました。

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また本名がロザリン・クルーズチカ・ローエファルタだと判明しましたが、現状この名前が出てくる過去の書籍などはないようでした。

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ただミドルネームがあることからそれなりにいいところのお嬢様だったと思います。

また元記事にも書きましたが、他の人間は自分を強化するために「邪眼」を使っていましたが、淑女に関しては止められない炎を「邪眼」で抑え込むという使い方をしています。

一度開放してしまえば、容易に戻ることができず燃え尽きるのかな・・・とか思っていましたが戦闘後普通に戻ってましたね・・・。

死ぬかもとは思ってましたが、将軍に瞬コロとは思わなかったです。

散兵の正体について

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次に散兵についてです。

考察記事では大まかに言って、「散兵は少年の姿でありながらタルタルヤより年長であり、人間を上回る力を持っていることから正体は魔神ではないか。そして雷電将軍と似ていることから血縁者ではないか」という予想していました。

そして、稲妻編ラストで八重神子から明かされた散兵の正体は、「雷電将軍が自分と同じ姿をした『人形』を作る際の試作品が意志を持ってしまった」というものでした。

八重との会話では「人形」としか言われていませんが、雷電将軍のボイスではこの人形のことを「神の複製品」と呼んでいるので、スカラマシュは魔神のコピーということになりますね。

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そして、雷電将軍の兄か弟かと予想していましたが、雷電影からすれば子どものようなものであり、雷電将軍からは兄妹(のようなもの)になります。

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そう言えば、雷電将軍発表時にママみを感じるなどと(一部で)話題になりましたが、ある意味本当にママだったのでおぎゃりたい人たちからは大歓喜になるのでしょうか・・・。

また名前について気になるのですが、雷電将軍のボイスで「国崩について」という項目があります。

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国崩とは歌舞伎の悪役を指す単語で、内容から見てもスカラマシュのことを指しているようなので、当たっていればこれが彼の真の名ということになります。

スカラマシュの服装も歌舞伎の衣装に似ていますし、たたら砂に残された「古い手帳」に記載されている「名無しのかぶき者」はスカラマシュのことでしょう。

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というわけで、スカラマシュの予想は大負けに負けて80点の当たりぐらいにしておいてください。

ネイサンの正体について

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ヤシオリ島悲惨奇譚ではヤシオリ島の全ての元凶はモンド人のネイサンで、彼は幕府の内通者かファデュイのスパイであるという考察をしました。

これは、祟り神の鎮め物を壊した「内森」は誤訳で、本当はネイサンのことであるということと、そこからモンド人のネイサンがこのような行為をする動機がないということからの説でした。

この残されたメモには「大御神の尊厳を取り戻す」ために行ったと書かれています。
彼の目的は稲妻の自由を取り戻すことであり、大御神の尊厳など関係がないはずです。
なぜモンド人の彼が稲妻の魔神の信者にならなければいけないのか。
この行為は末端の兵士はおろか最高司令官であり現人神の巫女である珊瑚宮心海にすら秘匿されているのです。
しかし、これほど重要な行為を教祖にお伺いを立てずにするものでしょうか。かなり考えにくいのではないかなと。
つまり、彼が言う大御神の尊厳というのは、実行者をそそのかせるための大嘘である可能性が高いということです。
しかも秘匿していながらも、石灯篭を破壊したの珊瑚宮の兵士であることは知れ渡っており、このため珊瑚宮は民衆から大きく評判を落としました。

今回のバージョンアップで、このメモの内容が修正されており、鎮め物を破壊したのはネイサンであることが確定しています。

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また任務途中でファデュイの邪眼工場に潜入するのですが、そこに残されたメモから、予想通りネイサンはファデュイのスパイで、しかも大物でした

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まさかの「閣下」

なお、ここをクリアした後はネイサンは稲妻から逃走しています。

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役どころに付いても予想通りで、片方では珊瑚宮を支援しつつ、妨害も行って戦争を激化させるという工作員でした。
よって幕府軍に抵抗軍の情報を流した内通者もこいつでしょう。

勘定奉行とファデュイと淑女

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予想通り、黒幕は「淑女」で、勘定奉行はファデュイと裏で繋がっていましたね。

上の記事にも書きましたが、柊慎介と会話していたという「身分の高そうな女性」というは誤訳で、原語では「傲慢な女性」という意味でした。

この誤訳のせいで、心海ちゃんのことと勘違いしてしまった人が多かったんですけど、本当は淑女のことです。

ちなみにクリア後にはシレッと「傲慢な女性」と言い換えてます。

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いや言ってませんがね!!!(日本語版では)

稲妻編のストーリー展開について

そして、最後に稲妻編のストーリー展開についての話。
かなり辛口評価ですので、そういうのが苦手な方はご注意ください。

ということで前置きしたので本題に入ります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ここみちゃんにはがっかりですよ・・・!!!!!!

まあここみちゃんというより、どっちかというとシナリオ担当の問題だと思いますが。

正直、今回のシナリオには色々と不満が多いですねマジで・・・。

最高のキャラと設定という素材を、シナリオという料理担当がすべてをダメにしている感がすごい。

まあ、節々から時間がなかったんですよね感をひしひしと感じるんですが、まだ追加エリアもあるんだし無理に今回で終わらせずに、Ver2.2ぐらいまで引き延ばしてもよかったと思うんですけど。どうせスメールは1年先でしょうから。

例えば、抵抗軍とファデュイが繋がっていた自体は予想通りだったんですけど・・・けど・・・。

いや、心海ちゃん支援者がファデュイと気が付かなかったってなにそれ?

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無償の支援というとてつもなく怪しい提案を裏取りできないまま受け入れる軍師っていったい・・・。

それにやはり気になるのが最高司令官による目狩り令廃止への作戦ですね。
一体どのような策略を考えているのでしょうか。

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何も考えていませんでした。

・・・嘘やろ?????

いや、前回の魔神任務ラストであれだけ満を持して登場したんだから、今回は当然劣勢の抵抗軍を策略で一気に優位にする心海無双が展開されるって普通は思うじゃないですか。

あれだけ前回の引きで腹黒強者感出しておきながら、一転してポンコツ軍師ですよ・・・。

しかもこれから活躍するならまだしも、邪眼禁止令を出して出番終了です。

あの・・・華麗な軍略とかないんですか・・・?

あと、二章一幕の時に勘定奉行が晶化骨髄を海祇島(珊瑚宮)に送ると言っていました。

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そこから、勘定奉行と珊瑚宮は当然繋がっているものと考察したんですけど・・・ウソでした。

シナリオ中、晶化骨髄が集められた邪眼工場に旅人が赴くわけですが。

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ヤシオリ島じゃねーか!!!!

もうこの時点で既にシナリオのガバガバさ加減がすごい。

どうしてこうなった・・・。

前回の考察で、心海ちゃんは魔神オロバシの復活を狙っていると予想しましたが、だいぶ怪しくなってきました・・・
実はそのポンコツぶりが全てを欺く策略だった!とかいうのを期待するしかない・・・。

さて、途中で八重神子と合流し、天領奉行もまたファデュイと繋がっているとのことでしたが、これは予想外でした。

なにやら、天領奉行が雷電将軍への上奏文の内容を誤魔化して、戦争していることを伝えていなかったそうです。

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うーん、雷電将軍100個目があるのに自分の国が戦争状態なのに気が付いてなかったんですか・・・。軍師もポンコツですけど、将軍もポンコツって稲妻大丈夫なんでしょうか・・・。

神の視座を持つものとして、人の苦しみが理解できないぐらいなら納得しますけど、国が戦争していることにすら気が付かない最高責任者ってのちょっとやばくないですかね・・?

また八重神子は、旅人が雷電将軍と会うためには、沙羅をこちらに引き入れろと提案されます。

天領奉行の腐敗が許せない沙羅を仲間に引き入れて、さあどうする!と思ったら、そのまま沙羅が物理で正面突破して天守閣に突入は笑ってしまった。

それ別にわざわざ沙羅を引き入れなくても旅人でもできそう・・・

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やばそうな声上げてる奴いるけど大丈夫なのか

裏から手引きするとか色々あるんじゃないでしょうか・・・。

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天守閣では雷電将軍が淑女に謁見しているのですが、沙羅ちゃん何の見せ場もなくぶっ倒れてて一言で終了し以後フォローもないです・・・扱いがひどい・・・。

そして淑女自身も結局何のために謁見していたのか謎のままでした。

いや、そりゃスネージナヤの目的を考えれば、神の心を使用した取引をするか、稲妻を混乱させて神の心を奪うチャンスを狙っているのかと思いますよね。

しかし、プレイヤーは知る由もなかったのですが、この時点で既にファデュイは神の心手に入れているんですよ。

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既に目的は達成されているのに、ノコノコと雷電将軍に顔を出して結局切られちゃう淑女ちゃん・・・

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そして淑女に何とか勝利するもボロボロになってしまった旅人は、雷電将軍から「生きて天守閣から立ち去ることを許す」と言われ、フラフラになりながら城から出ていきます。

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か~ら~の~、不意打ち!!!!!

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せこい!!!!雷神せこ!!!!!!

いや確かに天守閣からは出てるので嘘はついてませんけど、御前試合を尊ぶ侍の国で、神が背後から不意打ちって、ちょっとどうなんですかね・・・。

でも、この後で万葉が友人の神の目を発動させて無想の一太刀を止める展開は熱かったです。
ここ(だけ)は素直によかった。

しかし、最終決戦なのに、登場キャラがゴローと万葉だけってどうなんでしょうか・・・(ゴローはビックリ役)。

北斗の姉さんはあれから影も形も見えませんし、トーマも綾華も三幕はお茶飲んで終了でしたし、色々と勿体なさすぎませんか?

あと、トーマなんか最初の時にドヤ顔で「君たちを雷電将軍に導くすべはある(キリッ)」とかしてましたけど、全然関係なかった。

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このセリフ何だったんだ・・・

っていうか抵抗軍そのものが関係なかった。

なにしろ物理単騎で正面突破ですからね・・・。

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あと、綾華ちゃんも約束を守ってくれなかったので、誰かえっちなお仕置きイラスト描いてくれませんか??

散兵の正体も判明しましたけど、雷電将軍と因縁があるキャラなんだから、八重神子にサラッとセリフでばらさせるんじゃなくて、相対させるとかあったんじゃないかな・・・。雷神に恨み持っているはずですし。

あとPVで仲間との別れをあれだけ引っ張っておいて、鬼も天狗も全然関係なかったし、とりあえず伏線を大量に用意しておいて、結局全然関係ないものばかりっていうのがひどい。

よかったところ

キャラと設定は全般的に良かったですね。
影たんのポンコツぶりもデートとしてみれば大変良いです。

心海ちゃんを明確な腹黒悪役にしなかったのはプレイアブルキャラにする兼ね合いなんでしょうかね。タルタリヤなんてガチでシャレにならないことしてますけど、普通に仲間になっているので今更気にする必要ない気もしますが・・・。

あと無想の一太刀についてパイモンが「あんなの勝てるわけがない」って弱音を吐いてから、その一太刀を万葉の友人の「願い」で受け止めましたが、そのあと旅人にみなの「願い」が宿って雷神を打倒する展開は熱い。

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ちなみに、この時ほんの一瞬だけ旅人に「哲平」が宿っています。

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哲平ちゃん、プレイアブルキャラの5倍ぐらい美味しい役どころですよ??

ただ、モブキャラにスポット当てるのはいいと思いますけど配分に問題大有りな気はします・・・。

その他考察

Q:哲平はあれからどうなりましたか?
A:「哲平」は・・・死んだ。

よぼよぼに老化してしまった哲平を見た旅人は怒りに燃えて飛び出していきましたが、そのままフェードアウトしてどうなったのかは描写されていません。
しかし、その後邪眼工場に向かう任務説明の中で、死んだことが明記されています。

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Q:伝説任務で影が甘いものを食べてたけど、食事に興味ないんじゃないの?
A:食事に興味がないのは「雷電将軍(人形)」の方です。

Q:「邪眼」ってなんなの?
A:神の目を持たない者でも元素を扱えるようになる「疑似神の目」です。今回は改良品だから?か老化で済んでいますが、ディルックの父親が使ったときは即死しています。怖すぎ。神の目所持者が使用した場合は、ちょっと衰弱するぐらいで済みます。材料は今回のシナリオで「高濃度の元素物質」だと判明しました。

Q:仲間になる「雷電将軍」は人形か本体かどっちなんですか?
A:ボイスから判断すると基本的に人形の方だと思われる。なお、壺の中では影の方がでてきてくれます。

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Q:神櫻ってなんだったんですか?
A:木の下(たぶん根っこ)には前雷神である眞の死体が埋まっています
思ったんですけど、これって「桜の下には死体が埋まっている」っていう日本の都市伝説のオマージュでしょうね。
「漆黒の軍隊」により一度神櫻は枯れていますが、この枯れた神櫻を蘇らせたのが眞(の死体)なのだと思われる。

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Q:鍾離先生は雷電将軍を「バアル」って言っていましたが、将軍は「バアルゼブル」では?
A:鍾離先生は摩耗してきてるから・・・。眷属である神子の言葉の方が信憑性が高そうなので、影の方がバアルゼブルだと思います。
敢えて辻褄を合わせるなら影は「バアルの影武者」だったので、対外的にはバアルで通してるのかなと。

Q:「摩耗」ってなんなんですか?
A:「神」であっても避けられない、年月が経過することによる記憶の消失のこと。要は「老化」なのだが、この摩耗はただの自然現象ではなく「『天理』が成す力」なので特別な意味が含まれていると思われる。

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モラクスは強大な力を持ったまま「摩耗」することを恐れて神の心を手放し、バアルゼブルは「摩耗」を停止させるために、一心浄土の世界に閉じこもった(「精神と時の部屋」の逆バージョンと思われる)。

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とりあえずシナリオには相当不満がありますが、世界観や設定は本当にすごいゲームなのは間違いないので、今後には期待しています。

個人的には「摩耗」が今後大きな意味を持ってストーリーに関わるのではないかなと。

心海ちゃんは、任務途中で行方不明ですけど、2.1後半で伝説任務が追加される(はず)なので、そこでオロバシ関連が色々と明らかになるのはかなり期待しています。

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