お代はラヴでけっこう

【原神考察】Ver4.2に向けた水仙十字院の「簡易」説明

  • URLをコピーしました!

ついにVer4.2直前になり、フリーナメインのPVが発表されました。

その内容があまりにも不穏テーヌ(公式)すぎる上に、このPVを見てストーリーを勝手に深読みしちゃう勢がフリーナと水仙十字院の関係に疑いを向ける事態が続発。

しかし、水仙十字院の世界任務は強制ではないため、未クリア勢には「何で盛り上がっているのか全く分からない」という状況に陥っているでしょうから、その人向けの簡易な内容です。

重要な注意点として、水仙十字院とフリーナの関係性は、現時点では勝手にファンが深読みしているだけであり公式ではないヨタ話ぐらいに思ってください。

(水仙十字院の完全な考察はVer4.2更新以降に行う予定です)

そもそも水仙十字院とは?

水仙十字院とは500年以上前に前水神エゲリアのによって建設された孤児院です。
現在は既に閉鎖されており、その場所は海の中に水没してしまっています。

院長に純水精霊、副院長には経験豊富な人間が配属されました。

世界任務では「水仙のアン」「古き色合い」「秘教と啓示の書」「未完成のコメディ」などで言及されている他、聖遺物「水仙の夢」の物語や各地に残された書物で情報が開示されています。

実際のところどれだけの人間がこの孤児院で育ったのかは不明ですが、ゲーム内では「親世代」と「子世代」の二つの世代に分類(例外あり)され、物語中にクローズアップされるのは主に子世代である「アラン」「マリアン(アン)」「ルネ」「ジェイコブ」の4人です。

孤児院にいる間はごっこ遊びに興じるなど仲のよい友人たちでしたが、災厄をばら撒く巨獣エリナスがフォンテーヌに降臨。
その討伐に人材が取られてしまい解散することになりました。

4人は解散後も交流を深めていましたが、後に二つのグループに分かれ争うことになります。

ルネ・ジェイコブ組

神秘系統の天才学者ルネは「世界式」と呼ばれる世界の運命を計算する方程式により「世界が滅亡する」という予言を計算しました。

この世界滅亡を回避するために、ルネは実験を繰り返しますが、その過程で「水仙十字結社(ナルツィッセンクロイツ)」と呼ばれる秘密結社を作り信者を獲得。

当初は穏便に活動していましたが、やがて目的のために手段を厭わなくなった彼らは当局と対立することになりました。

「未完成のコメディ」に登場する「人間の皮をかぶったヒルチャール」であるキャタピラーは水仙十字結社の実験体で、「彼らは失敗した」とキャタピラーは説明しますが、ルネの相棒であったジェイコブは未だに暗躍を続けているからです。

アラン・マリアン組

科学系統の天才学者アランは、現在のフォンテーヌで主に使われている「プネウムシアエネルギー」と「律償混合エネルギー」を発見しました。

日常的に使われているクロックワーク・マシナリーも彼の発明で、「古い色合い」に登場するセイモアは彼が妹のマリアンのために作った護衛ロボットです。

アランはルネに「世界滅亡を回避するための手伝いをして欲しい」と頼まれましたが後に説明するカーターの人体実験に対する末路

後に当局側であるマレショーセ・ファントムに妹のマリアンとともに加入しました。
これが後の「決戦」に繋がります。

カーター(キャタピラー?)

カーターはやや特殊で、親世代と子世代の中間の年代です。
水仙十字時代は子世代4人組と被っておらず、最初はお互いのことを全く知りませんでした。

後に、カーターはアランの研究室に配属され、妹のマリアンやルネ・ジェイコブとも交流。
同じ孤児院出身ということが分かり、5人は親睦を深めます。

しかしカーターは死に至る不治の病に侵されており、ルネはカーターを「治療」しようとしましたが失敗。
カーターは「無限に崩壊し無限に再生する」という悲惨な状況に陥りました。

その治療はある種の人体実験であり、このことが後のアランとルネが対立する原因の一つとなりました。

「未完成のコメディ」に登場するキャタピラーの正体は、このカーターをルネが再度「救った」結果ではないかと推測されていますが、今のところは回答待ちの状態です。

運命の転換点「巨獣エリナス」での決戦

ルネの秘密結社、水仙十字院は急速に勢力を伸ばしたために当局から警戒されていました。

やがて、かつてフォンテーヌを滅亡の淵に追いやった「魔獣(巨獣エリナス)」の活性化を目論んでいることを当局が察知。

ヌヴィレットの伝説任務の回想では、アランとセイモアらしき人物がその情報を入手しています。

エリナスの遺骸がある、ベリル地区の地下で二つの組織は激突しました。

この戦いはマレショーセ・ファントム側が勝利しますが、激しい戦いによりマリアンは死亡

大切な妹を失ったアランは研究室に引きこもり「なにか」の研究に没頭したのち(恐らく寿命で)死亡しています。

水仙十字結社側のルネは追い詰められた結果「水に溶ける」選択をします。

この後、ルネの名前は出てこなくなりますが、謎の手紙ではこの後も幹部であるジェイコブに使令を出す人物がいるため、純粋に死亡したわけではなさそうです。
謎のメンバー「リリス」の詳細も不明で、キャタピラーが誕生したのもこの戦いの後です。

また、戦いに余波により飛び散った「エリナスの欠片」からメリュジーヌが誕生し、現在の「メリュシー村」が作られました。

魔神任務との関連性

ここまでが「ざっくりとした」水仙十字院関係者の話ですが、これとメインストーリーにどう関係するのか?

まず、魔神任務第一章第二章で旅人たちは「人が水に溶ける」原始胎海の謎に迫りますが、その過程で突入した犯人のアジトには「ジェイコブ」が残した実験結果が残されていました。

また水仙十字院の実験体であったキャタピラーは腕から先が黒くなっていますが、「召使」も同じように腕から先が(明らかに手袋ではなく)黒くなっており、彼女も実験体であった可能性があります。

そもそも現在のフォンテーヌ人が帆走している「予言に対抗するため」の活動は、そもそもがルネらの目標であった「世界滅亡の回避」と被っています(ルネたちは予言が遠い未来のことと知っていたが、自分たちが死んだあとの未来のために活動していた)。

また、PV冒頭でフリーナが紙芝居をしている場所は、かつて水仙十字院の孤児院が建てられていた「安眠の地」の真上です。

PVの最後ではフリーナは「マシナリー·偵察記録型」を抱きしめていますが、このタイプの機械犬で連想するのがマリアンの愛犬であったセイモアであり、安眠の地と合わせて色々と妄想が膨らむ感じですね。

ただし同型の機械犬はいくらでもいますし、フリーナが水神に就任したのは約500年前ですが、マリアンが死亡したのがそれ以降なのは確実なので時系列的に考えて直接的にフリーナとマリアンが繋がる可能性は低いと思われます。

水仙十字院「簡易」人物相関図

本ブログは酒カスが与太話を繰り広げるブログです
主な更新情報はTwitterで行っておりますのでよければそちらのフォローもお願いします。

  • URLをコピーしました!