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【原神考察】謎の学院「深秘院」とレインドットの真の目的について考える

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この記事は、2023年12月時点の情報を元にネタバレ個人の見解を含んでいます。今後の実装次第で公式と大きく異なる記事となる可能性がありますのでご了承ください。

今回は、ほとんど情報が存在しない謎の組織「深秘院」の正体が「黄金のレインドット」の目的と、さらにはアルベドの存在にも関わってきそうなことが分かったため、そのことについて深堀りしていきます。

そもそも「深秘院」ってなに?

恐らく、ほとんどの原神プレイヤーは「深秘院」ってそもそも何なの?という反応になると思います。

深秘院の初出は、Ver4.0で追加された「名刺」の説明文です。

この深秘院とは「黄金」のレインドットに率いられたカーンルイアの研究組織でしょう。

文面に登場する「至高の王」を指している可能性が最も高そうなのが「至高の王者エルミン」だということと、「深秘」という単語はカーンルイア関連にのみ登場する単語なので少なくともカーンルイア関係の施設であることはほぼ間違いありません。

またこの名刺に書かれている「双星」とは双子の旅人のことでしょう。

重要なのは、この双子の到来はまだカーンルイアが滅亡する前、至高の王が健在だった時のことだということです。

カーンルイア末期では、至高の王者エルミンは容態の悪化により摂政元帥アンフォルタスが政治の指揮を執ることになりました。

魔神任務間章第三幕では、旅人がテイワットを訪れたのは「天空」が召喚に応じたからであり、「天空」の召喚とはすなわち願いです。

そのことから「滅亡に瀕したカーンルイアの民が救世主の到来を願った」という説もありましたが、実際は滅亡に至る前に召喚されていたため、もしかしたら何かの陰謀により引き寄せられてしまったのかもしれません。

歪な「カーンルイアの錬金術」とアルベドの関係

さて、この深秘院がカーンルイアの組織だとして、それが何故レインドットと関係があると言えるのか。

アルベドの突破ボイスでは、錬金術には段階があり「黒→白→赤→黄金」の順で進化していくことが説明されています。

しかし、このアルベドの解説は(本来の錬金術としては)間違っています。

本来の錬金術の段階は黒→白と進み、間に黄金を挟んで「賢者の石」たる赤が最終地点だからです。

錬金術は黄金を作るための単なる技術ではなく、黄金という何者もの侵されない「完全物質」を作ることにより得られる知識の探求が目的だからです。

つまり、ルネの言う「深秘院の連中は本末転倒なことをしている」「錬金術の順次でさえ、逆転させてしまっている」とは、深秘院の目的は真理の探究(赤)ではなく、賢者の石により得られる「黄金」という世俗的欲望だということであり、そしてそのカーンルイアの錬金術の中で「黄金」の名を冠するレインドットは深秘院のトップであったと推測できます。

「原初の人間」計画の真意について

さて、レインドットはアルベドの創造主であり、彼女が彼を作ったのは「原初の人間」計画の一環としてですが、原初の人間とはそもそも何なのか。

以前に書いた記事では、原初の人間を作ることとは世界を作ることに等しいと考察しました。

つまり、原神世界においても「原初の人」が世界の礎であり、かつ「原初の人を作り出すことは、世界そのものを作り出すことと同義である」ことが分かります。

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そして、今回の追加情報により「原初の人間」とは降臨者のことであり、更に降臨者とは世界に匹敵する意思を持つ存在であると規定されました。

つまり、レインドットの目的は原初の人間——「降臨者」を作り出し、「天理」の構築したテイワットの「規則」を揺るがし新たな世界を構築することでしょう。

レインドットはカーンルイア崩壊後に魔女会に加入しています。

この魔女会は、かつて風神バルバトスに挑みましたが、彼との話し合いに応じて矛を収めています。

七神は「天理」の部下ですが、セレベンツの描写や鍾離やフォカロルスなどのセリフから推測できるように、その強大な力に従っているだけで内心では不本意に思っていることが伺えます。

魔女会の目的は一定ではなく、様々な理由が語られていますが、その中の一つとして「天理」に対抗することが含まれていそうです。

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