長大になってしまったので分割して公開することにした新エリア「ピノコニー」の記事ですが、今回が最後の「登場人物編」になります。


これまでと違い、複数の派閥が同時に登場するピノコニー編は人物関係も相当にややこしいので、最初に人物相関図を載せて、そこからそれぞれについての詳しい解説を行っています。
ちなみにサンデー以外のPVで登場した画像は、恐らく「光円錐」に採用されると思われます(姫子とレイシオの画像からの推測)

招待客について
今回の調和セレモニーには、銀河の各派閥から代表者が招待され、各々の目的のために集まっています。
それぞれの思惑はまだ不明なものが多いのですが、中には仮面の愚者や星核ハンターに「壊滅」のアナイアレイトギャングすらも招待されており、この時点で既に波乱が起きるのは約束されたようなものですね。
姫子(星穹列車)&列車組

我らが星穹列車の代表者は姫子さんです。
仙舟「羅浮」ではヴェルトが同行してくれたので、ピノコニーでは姫子がガイドをしてくれるのでしょう。星穹列車は交替システムを採用しています。

列車の記録では、ピノコニーは監獄星であったとしか残っていないため、現状のピノコニーがどうなっているかを見たいとわくわくしています。

アベンチュリン&トパーズ(スターピースカンパニー)

アベンチュリンは、スターピースカンパニー戦略投資部の大幹部「十の石心」(11人の総監)の一人で、トパーズの同僚であり、現上司です。(元々は同格だったが、ベロブルグの件でトパーズが降格されてしまったため、ランクに差がついてしまった)。

名前の意味は「砂金石」で、トパーズがそうであるようにこの名前も本名ではなくコードネームでしょう。
ゲーム内の初出は、開拓幕間「フューチャーズ・マーケット」で、ストーリーの最後にトパーズとの通信で声だけの出演。
また光円錐「星間市場のトレンド」の隅っこにいた怪しい人物でもありました。

元々、ピノコニーの招待状は戦略投資部のトップであるダイヤモンド宛てだったのですが、代行として指名されたのがアベンチュリンです。
しかし同じく高級幹部「十の石心」の中でもランク差があり、彼とトパーズ(元)はP45。
P46以上の「オブシディアン」や「オパール」を差し置いて何故ダイヤモンドが彼を指名したのかトパーズは疑問符を投げかけていますが、この指名理由はまだ分かっていません。

彼曰く「ファミリーの連中は頭がおかしいので商売などできない」のですが、彼は何か他に手段があるそうです。
彼が選ばれたのは「取引以外の手段」に長けているからでしょうか?
この点は今後の展開の期待しましょう。

ちなみに、トパーズからは馬が合わないと断言されており、かなり性格の癖が強そうです。お金持ちでしょうし、黒い深淵のパワードスーツで変身とかしたりしませんか?

彼女の内心を知ってか知らずか、ピノコニー案件のマイ・フレンドとしてトパーズを指名しているため、彼女も再登場するでしょう。

Dr.レイシオ(博識学会)

Ver1.6で新規キャラとして登場し、幕間でも活躍したレイシオが知恵の派閥「博識学会」の代表として早速再登場します。
実はVer1.4期間中に公開されたスターピースカンパニーのPV内で名前と石膏頭だけが先行公開されていました

本名はベリタス・レイシオで、「真理の医者」を自称し「愚鈍」という病をなくすと公言している中々愉快なやつです。
幕間「只人と神の栄冠」では、開拓者と協力し、ステーションヘルタを内乱に導こうとした冥火大公の分体を撃退・・・したのですが、実際はこの騒ぎを煽っていたのは彼自身でした。
(この辺りの動機や行動の説明はややこしいので、また別記事で解説します)
この冥火大公もピノコニーに招待されているので、2.0では絡んでくるのでしょうか?
なお、彼の所属する博識学会は「知恵」の派閥ですが、レイシオは「存護」であるカンパニーの学術代表とも紹介されるため、この辺りで混乱する人が多いようです。

博識学会の理念は「知識は貨幣のように循環しなければならない」というものであり、商売人であるカンパニーと共生関係にあります。

そのため、一応派閥自体は異なりますが、実質的にはカンパニーの一部門のような扱いになっています。
ちなみに部門としては技術開発部と提携し、博識学会が得た技術を特許としてカンパニー譲り、それによって金銭面の援助を受けているという形になっています。
ヘルタは博識学会は軽蔑されている[誰によって?]と言っていますが、もしかしたらその辺りの関係性が揶揄されているかもしれませんね。

ちなみにレイシオさんは同じく知恵の派閥「天才クラブ」のヘルタやルアン・メェイからは認知すらされていないので可哀想すぎた・・・。


ブラックスワン(ガーデン オブ リコレクション)

ブラックスワンはPV「千の星を巡る紀行・その一」で初登場し、壮大なスターレイル世界紹介のナビゲーターを務めました。
彼女の所属するガーデンは宇宙の「記憶」を集めることを目的とした派閥で、他の仲間としては、いわゆる「裏庭」の番人であるメッセンジャーがいます。

三月なのかの「封じられた記憶」に対してガーデンが関わっていることは確実です。

そしてブラックスワンの一部の意匠になのかと似たものがあるのもやや不穏ですが・・・。


職業は「占い師」で、相手の会話を辛抱強く聞くことで、その「記憶」に入り込む能力を持っています。
その目的は「唯一無二の記憶」を集めること・・・
なのかの記憶や、開拓者の記憶なんてうってつけのような・・・。

ミーシャと同じく「キャラクター紹介」が公開されているため、通例であれば2.0で実装されるでしょう。
属性は「風」で「虚無」の運命を持つ星5キャラです。

花火&サンポ(仮面の愚者)

花火ちゃんはゲーム内未登場ですが、存在だけは仄めかされていました。
イベント「エーテル戦線」を終えるとサンポとジェヴァンニの会話を聞きことができ、それによるとサンポは何かの理由でピノコニーに向かわなければならないが、そこには「一生関わりたくない」というレベルの女性がいるので気乗りしないということでした。

恐らくこの女性が花火ちゃんのことなのでしょう。
しかしあのサンポから「二度と会いたくない」と言われるなんてどんなやばい女性なんでしょうか・・・。
一応、ヒントらしきものとして「サンポが苦手な『愉悦』の人々」として「節度を弁えない人」「度を越した冗談をする人」というものがあります。

これらから推測すると、花火ちゃんは本当にもう「笑えない冗談」が大好きなタイプなのかなと。
なお、サンポがピノコニーに向かう理由は不明ですが、私はサンポは開拓者のカメラマン説を推しています。

ベロブルグ編の最後にめっちゃ怪しいセリフ言っていますし・・・。
実は仙舟「羅浮」で受けられる隠し任務をクリアするとサンポがこっそりと羅浮にもきていたという情報が入手できます。

花火ちゃんは、ミーシャと同じく「キャラクター紹介」が公開されているため、通例であれば2.0で実装されるでしょう。
属性は「量子」で「調和」の運命を持つ星5キャラです。サンポと相性がいいとイイね。

黄泉(巡海レンジャー)

黄泉は、仙舟同盟とはまた異なる「巡狩」の派閥、巡海レンジャーの一員です。
TGS特別動画で初登場し、その外見と声優名が他作の人気キャラを連想するため、ファンがざわめいたことがあります。

巡海レンジャーはこれまで、とある理由で活動休止状態だったのですが、今回で再びその名を銀河にとどろかせることができるのでしょうか?
巡海レンジャーの説明と休止していた理由については別記事でまとめています。

サム(星核ハンター)

サムは、現在5名が確認されている星核ハンターの一員です。
ゲーム内では未登場ですが、PV「ヤペラー反逆事件:第47場」に登場し男性の声優であることは分かっています。(もっとも機械音声ですが・・・)

刃からは「大きな鎧を着た男」、銀狼からは「ロボット」と言われていますが、どれも見た目だけの話なので実際にどういう身体構造をしているかは不明です,
しかし、少なくとも刃を羽交い絞めにして動けなくするほどのパワーを持っています。

今のところピノコニーに星核の兆候はありませんが、この星は過去に一度星核の汚染を受け、そして復興したという経緯があります。
しかしファミリーが星核をどうやって処理したかは不明のままです。
その辺りが関わってくるのでしょうか?
なお、「開拓者の失われた記憶」の中に「カフカの仲間であった」というものがあります。

サムは刃よりも先に加入しているため、刃が開拓者を知っているということは当然サムも知っている可能性が高いでしょう。
この辺りの掘り下げも気になりますね。
冥火大公アフリート(アナイアレイトギャング)

ゲーム内の初出はVer1.6幕間「只人と神の栄冠」で、彼の一部である「霊火」が宇宙ステーション内に侵入し、ナヌークの配下である反物質レギオンが果たせなかった「ステーションの壊滅」を狙おうとしていました。
彼の正体は、ナヌークによって滅ぼされた星「トフェト」で誕生したプラズマ生命体(炎魔)です。
天才クラブ#29セセルカルは位相霊火という位相変換能力を持つ生命体を想像しました。
しかし、炎はその能力で創造主の手から逃れ、諸世界に「火種(火焔の末裔)」を残します。
ナヌークがトフェトを「壊滅」させたとき、この種火が破壊の影響を受けて誕生したのがアフリートでした。
彼はその生まれからナヌークを皇帝と崇めていますが、神からの一瞥を受けたことは一度もありません。

壊滅とは、ただ破壊すること。
破壊の先に誇示や権力を求める「不純な壊滅」しかできない冥火大公は壊滅の神からすれば唾棄すべきものだからです。

そのことに気が付かずに、敬愛する神からの視線を受けるために数々の星を滅ぼしてきたのですが、そんな彼の元に何故かピノコニーの招待状が差し出されたのです。
冥火大公は誘いに応じてピノコニーに訪れ、そこで「壊滅」を体現すればナヌーク様も振り向いてくれるはずだと信じて祭りに参加することにしました。

・・・正直なところ、他の招待メンツが狂っているのばっかりなのでかませになる未来しか見えないのですが大丈夫なのでしょうか・・・?
ところで、彼の「永火官邸」と、「ヤペラー・ブラザーフッド」は同じ「アナイアレイトギャング」に分類されていますが、仲間ではなく派閥争いに興じていました。

しかしヤペラーは星核ハンターカフカを裁判にかけようとして逆にボコボコにされます。

その隙に乗じて彼の勢力が拡大できたため、レイシオはこの流れの中にアフリートの関与があったのではないかと疑っています。
派閥「ファミリー」の登場人物
最後に「ファミリー側」の登場人物について。
ファミリーには「五大クラン(家系)」という分類が存在し、それぞれ役割が異なるようです。
サンデー

サンデーはピノコニーにおける「ファミリー」の意思決定者であり、今回の調和セレモニーの主催者です。
Ver1.6生放送のラスト枠で登場し、ピノコニーに関する紹介を行いました。
またセレモニーのオープニングライブを担当する歌姫のロビンは彼の妹で、兄妹共ともに髪の毛の横に天使のような翼があるため、通常の人間とは異なる種族のようです。

頭に羽が生えた種族?と言えば、智天使ケルビムがいます。

ちなみに、サンデーという名前は英語では「Sunday」で、中国語では「星期日(日曜日)」と、そのまま曜日を指しています。

仙舟のデイリーでは「土曜日」という人物が名前だけ登場するのですが、何か関係あるのでしょうか・・・?

ロビン

ロビンは銀河でも有名なスターです。
実はVer1.5生放送の時点でもスターピースニュースに名前が出ていました。

彼女の賛歌によりセレモニーは幕を開けるそうですが・・・「調和」を広める手段に「歌」が仄めかされているのが気にかかります。
ミーシャ

ミーシャはホテル・レバリーのドアボーイ(╰U╯ㄘんㄘん)で訪問者の接客をする役目です。
銀河冒険家であった祖父に憧れ、銀河を旅するという夢を持っています。

公開されたグラフィックに謎の人物から、何かの証を渡されていますが、これは星穹列車のメンバーが持つ「開拓の証(仮)」と同じ形をしています。

ただし、渡している人物の服装が列車組の誰とも一致していないことと、赤色ワンポイントの位置が列車組と異なっているため、恐らくかつて銀河冒険家であったという彼の祖父である可能性が高そうです。
(推測:ナナシビトでもグループによって赤ワンポイントの位置が違うのだろうか?)

*以前に「ヴェルトが渡しているのではないか?」と書いたことがありますが、彼は左手に手袋をしていないので別人でした。
「キャラクター紹介」が公開されているため、通例であれば2.0で実装されるでしょう。
属性は「氷」で「壊滅」の運命を持つ星4キャラです。

ホタル(アイリス家)

ホタルは、訪問客の接待を担当する係です。
ギャラガー(ハウンド家)

イケオジ枠
訪問客の警護を担当する保安官です。見た目からして武闘派なので実装されるならアタッカーでしょうか?運命が「豊穣」なのでヒーラー系でした。保安=守るイメージからでしょうか?
今のところ、判明している登場人物の情報はこれぐらいですが、揃いもそろってクセ強案件なので、めちゃくちゃ楽しみですね。
また、Ver2.0生放送でも追加情報があると思うのでそちらにも期待しています。