お代はラヴでけっこう

【恋と深空】ノンケメンズなのに乙女ゲーを始めたらヤバすぎてハマってしまった件について

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何やら、今年になってとある新作乙女ゲーが話題になっているらしい。

近年になりこの手のジャンルが隆盛を誇っているのは知っているが、当方は男性である所存にて、縁のない話だと思っていた。

広告でたまに見かけてはいたものの当然右から左に流してどんな内容なのか覚えることもないままだった時に、あるツイートが目に入った。

・・・ドラゴンと戦っちゃうかあ・・・。
うんうん、それは男子の夢を刺激する運営が悪いね。じゃ、(アプリ)挿れるね…。

いやマジで何ゲーなのこれ!?

ゲームインストールして初めての告知が、ハンターへのお出迎えなんだけど・・・

とりあえず、ゲームを進めてみよう。

この世界は、14年前に突如として発生した時空の穴「深空トンネル」と繋がり、そこから「ワンダラー」と呼ばれる怪物が出現。
人類に対して大規模な被害を与えた。

主人公は、そのワンダラーを倒す職業「深空ハンター」に就任し、人々を守ることを職務としている。
ハンターは「Evol」という超能力を持っており、この能力とハンター武器を駆使してワンダラーを倒していく。

ああ・・・だから「ハンター」なのね・・・。

このEvolは個人で属性が決まっていますが、主人公は「根源系 共鳴」という珍しい属性を持っており、他の人と共鳴するとその力を増幅させられます。

要するに、パートナーが「光」なら光になり、「氷」なら氷の属性になるという、パートナーを自由で引っかえられる乙女ゲー用に考えられた設定ってことですね(悪意のある言い方)。
グラブルの主人公みたい。

冒頭で紹介した「ドラゴン」もこのワンダラーの一種で、他にも人型やマスコット型、獣型、水生生物型など様々なタイプと戦うことになります。

「乙女ゲーの画面です」って言っても誰も信じない絵面

パートナーについて

このゲームは、女性向け乙女ゲームなので主人公は女性で固定され、パートナーは当然全て男性です。

ぉお・・・僕ほどではないけど中々イケメンですね。

ただ、ちょっと乳首の綺麗さでは負けるので今日のところは引き分けにしておいてやるよ・・!!

大体リアルマネー2000円ほどで買えます。

ゲームとしてのターゲット層は完全に夢女向けのためか、対象は長身イケメンのみで、残念ながらショタっ子やイケオジなどはいませんし、追加も望み薄です。

また、世界全体の謎に挑む「メインストーリー」と各男性とのいちゃいちゃできる恋愛パートは完全に独立しています(*一部例外在り)。

よって、メインストーリーを捨てて恋愛要素だけを楽しむことも可能です。
(ただし、ある程度は進めないとミニゲームや武器などが解禁されない)

セイヤ

主人公がゲーム内で最初に出会う主要男性キャラで、職業は主人公と同じ「深空ハンター」。

しかし、年齢は不詳でかつハンターの拠点にもほとんど姿を見せず明らかに「何か隠し事してますよ」感がすごい・・!!
戦闘では頼りになるけれど、普段はボーっとしたおねむキャラで、ちょっと常識外れのことも行ったりします。

実年齢はともかく、全体の印象としては王子様系同級生キャラで、ミニゲームでは先攻後攻をじゃんけんで決めたり、クレーンゲームでは主人公が操作をお願いしても、もうちょっとがんばれと断ったり、とにかく「対等」(やや甘め)をイメージしている印象です。

戦闘では「セイヤ」の名の通り「光」のEvolを使います。

レイ

主人公は14年前に発生した大災害に巻き込まれ、心臓に障害を負ってしまいました。
それから心臓の治療を続けているのですが、現在の主治医がレイです。

幼いころからの付き合いなので、主人公のおばあちゃんとも顔見知りとやや美味しいポジションですね。

全体の印象としてはクール系年上キャラで、大人な雰囲気を漂わせながらとにかく主人公に甘く、頼みは基本的に断りません。
ミニゲームでは対戦しているのに、カードを交換してくれたりと優しい・・!

戦闘では「レイ」の名の通り「氷」のEvolを使います。

ホムラ

ホムラは、主人公が子供にせがまれて金魚すくいの手助けをしようとしたときに、横から現れてスタイリッシュ金魚すくいをかまして、名乗らずに颯爽と去って行きます。


その後、ハンターとしての仕事で画家である彼のアトリエに行くことになり、そこに出現したワンダラーと戦うために協力することになりました。

主人公のことを気に入り、ボディガードとして雇いたいと強引にメッセージを送りつけてデートに誘ったりしてきます。

全体の印象としては甘えた系年下キャラで、負けず嫌いなところもあり、カードゲームでは不利を悟るとイカサマをしてきたり、クレーンゲームでは交代しようと言っても断ったりしてきますが、憎めない感じのキャラ造形が凄い・・!

戦闘では「ホムラ」の名の通り「炎」のEvolを使います。

メインストーリーについて

メインストーリーは、主人公が深空ハンターにつき、そして世界と自身の謎に挑む物語です。

基本的には、各章ごとに男性キャラ一人ずつ交代で主人公と絡んでいくシステムになっており、各男性同士の主人公取り合いバトルのようなものは(今のところは)ありません。

ストーリー自体は主人公が主軸で一本化されており、それに男性が様々な思惑により干渉してくる感じですね。

ネタバレになるので詳しいことは書けませんが、ストーリーの内容はかなりハードです。
主人公自身の謎はもちろん、各男性の秘密も散りばめられており、正直恋愛なんて言ってる場合じゃねえ!!ってぐらいにはハードで逆に笑った。

そして、なにより主人公がおもしれー女すぎる・・!!

セイヤと初めて出会ったとき、潜んでいる敵を見つけるために、真っ先にカレを囮にする策を思いついたりとか。

椅子から落ちようとするホムラに「よけて!!」と言われて、俊敏に回避するところとか*
(もちろんホムラは床面直撃

*選択肢次第で受け止めることも可能。

これはサブストーリーの話ですが、満席のカフェに入ってしまい、レイ先生と同席を薦められるも即座に断る主人公ちゃんとか。
さすがハンター、これなら判断が遅いとか責められる心配もないですね。
(乙女ゲーのレビューなのでは??)

ちなみに発売前に発表された「テイザーPV第三弾」を見ると、男性の立ち位置が何となく理解できるので、ある程度ゲームを進めてからの閲覧を推奨します。

ちなみに、次に恋愛パートの紹介になりますが、この恋愛軸はメインストーリーとは基本的に別物です。

ストーリーでは初対面だけど、恋愛軸ではラブラブとか普通なので、その辺はあまり気にしないようにしましょう。

恋愛パートについて

ここからは恋愛パートの軽い紹介。

基本的に会話などは一人称視点で進むので没入感がやばい・・・!

主人公側から見えるのはカレとモーション時の手だけなので、本当に二人の世界にいる

またメインストーリーには主人公のボイスも入っているのですが、「カレが自分の声じゃない女と絡むのはイヤ」という強火の人用に女性ボイスを完全にカットできる設定もあるという親切設計です。

恋愛パートは各カレ毎に完全に独立しており、他のカレに影響を与えることは一切ありません。

よって、一対一で純粋にカレとの仲を深めれますが、逆に「やめて!私のために争わないで!」ごっこはできませんし、BL的な展開を希望している人はちょっと厳しかろうことです。(今後の展開次第では分かりませんが)
そういう意味でも完全に「夢女子特化ゲー」だと言えます。

ホーム画面では選択したカレと会話や触れ合いなどの交流ができます。

リアル時間に同期した挨拶や会話をしたり、ボディタッチが可能です。

ボディタッチは、カレの体にタッチすると、その部位に応じたセリフを返してくれます。

私は初見で乳首位置当てゲームに興じていたらレイ先生に心を読まれました。

ちなみに、全女子の期待の位置をタッチすると期待通りの反応が返ってきます。
これは神ゲー確定ですね。

また、絆値が上がると直接触れ合う選択肢が追加されます。

これが噂のあごのせです。

ボディタッチの種類は複数あって、絆値により更に解放されていくんですが、この「あごのせ」が最低ランクなので、「ときめきタッチ」なんか解放されちまった日には一体どうなってしまうんだ・・・!!!!!

「彼の鼓動(心音)」は、カレの胸に手を当てると心拍数を測れるという謎機能なんですが、スマホのバイブ機能を利用し、本当に鼓動している感じがします。
こればっかりは実際にプレイして感じてもらうしかない・・・!!!

服装も自由に変えれますが、基本的には課金アイテム・・・
ちなみにバスタオル姿が一番人気という噂もあるんですが・・・

また、絆値という数値があり、これは一緒にお出かけをしたり、カードを入手したりレベルアップすることで少しずつ数値が上がっていき、一定値になると恋愛専用のストーリーが解放されたり、一緒にできることが増えていく。

驚いたのが、この絆値を一定の段階で上げるといきなり電話がかかってくること。

普通にゲームをプレイ中、突然電話がかかってくるため「彼からの突然のお電話!?なんだろ」という、スマホというデバイスを駆使したときめきを仕掛けてくるのが凄い。

ちなみに当然フルボイスなので、せっかくの電話なのにプレイヤー自身が出先で音量をオンにできない・・・ということも想定しており、一度ゲームを切り替えると「不在着信」に残ってくれるので、いつでも「出れなくてゴメンね・・・時間できたからかけ直したの」が可能という隙のなさです。

楽しいお出かけ

ここでは各男性キャラと「クレーンゲーム」と「ニャンヤンカード」というオリジナルのカードゲームがプレイできます。

クレーンゲームは協力性で、自分で頑張って景品を取ってもいいし、彼にプレイしてもらって横から応援もできます。

カレ視点と自分視点

ニャンニャンゲームは対戦型でポイントを競うゲーム。
各男性の個性がかなり出る要素があるので、その違いも楽しめます。

例えば、セイヤは「おねむキャラ」という設定があるので、カードゲームの対戦戦中にウトウトすることがあるのですが、その隙を狙ってカードのすり替えができます。

逆に、負けず嫌いなところがあるホムラは主人公の隙を狙って逆にイカサマをかましてくるので、ホムラとのゲーム中は一切のよそ見が許されず、ずっと彼のことを見つめていないといけない・・・ハッ!?それが狙いなのか????策士すぎる・・・。

一緒に撮影

イメージ画像はフィルムカメラですが、完全にプリクラです。

一度に4枚を、好きなポーズ指定で写真が取れるのと服装やアイテムも選択できるので、お気に入りコーデで撮影可能・・!

ポーズは、一部を除き無料のミニゲームポイントで購入できるのは嬉しい。服は課金要素ですが・・・。

いつもそばに

いわゆるラジオドラマのようなもので、自動でストーリーが進みます。
バックグラウンド音声が可能なのが特徴で、睡眠前に彼の声をループしながら眠りにつくことも可能・・・!!(逆に寝れないのでは?)

心の約束

これは、いわゆる恋愛ノベルゲーで選択肢を選びながら話を進めていきます。

いくつかは絆値で自動解放されますが、星5カードを引かないと読めない話もあったりするのが残念なところ。

秘話

秘話は、各キャラの設定小説のようなもので、彼ピが過去にあった出来事を文字ベースで紹介してくれます。

キャラのことをより深く知りたいなら必須ですね。

心の跡

星5カードには独自の「心の跡」という、そのカードに込められたストーリーを読むことができます。しかも結構なフルボイスです。


つまり、彼のことを全て知りたければ相応の課金は求められますが・・・ガチャシステムは原神某有名有名ゲーム式に近い設定なので、一キャラ狙いならそこまでではないのかな?という気はします。

ちなみに気になる「凸」ですがステが上がって戦闘が有利になる程度なので、凸を狙う必要は一切ありません。

戦闘とガチャについて

さて、主人公は戦う女子・・・ガチのハンターなので、戦闘はこのゲームにおいて非常に重要要素

戦闘は、選択したパートナーとペアで戦う形式で、選んだパートナーの「思念(キャラカード)」を装備することになります。

また、同じキャラの思念しか装備できません。つまり、ホムラの思念とレイの思念を一緒に装備したりはできません。

主人公の武器は「銃」「片手剣」「大剣」「法杖」の4種類でそれぞれアクションが違いますが、これはストーリーの進行で自動解放されます。

武器はそれぞれ特徴があり、銃と法杖は遠距離攻撃が可能、片手剣は重撃が得意で、大剣はタイミングよくボタンを押すとボーナスが得られるうえに、タメ攻撃があります。モンハンか?

武器による操作感も結構違うので、自分の得意な武器を探してみましょう。

乙女ゲーと戦闘は一見相性が悪そうですが、パートナーは自動で戦ってくれるので、自分が操作するのは自分の分だけ。
それでも苦手な人向けにオートバトルモードもあって隙がないです。

それに戦闘中は色々と状況に合わせた会話をしてくれるのも楽しいし、敵からの攻撃を庇ってくれたりもします。

やだ、ちょっとときめくこれ・・・。

育成自体は経験値素材を投入し、10レベルごとに突破素材を入れるのを繰り返すだけなので、仕組みはめちゃくちゃ簡単です。

スキルはカードごとに固定で、スキルレベルもないので本当にレベルを上げるだけ(キャラ被りはステータスボーナス式です)。

しかし、究極の強さを求めるゲーマー用の成があまりにもガチすぎる。

これって・・・原神?

一世を風靡し、当ブログでも紹介しているオープンワールドRPGとして名を馳せた原神。

なんでここでこの名前が出てくるのかというと、連想する要素があまりにも強すぎる・・・!

それがコア厳選という要素。

ゲーム中盤で解放されるこの要素が、あまりにも聖遺物厳選すぎた・・・。

そもそも知らない人に1から説明すると、コアとは思念1個に1つずつ個別に付けられる装備品で、「主属性」と「副属性」に分かれている。

コアを入手すると1つの主属性がランダムで決定され、副属性は、最大4つまでランダムで設定される。
さらに3つレベル上がるごとに4つのうちどれかがランダムで強化されるという仕組み(主属性は1レベルごとに決まった数値分上昇する)。
また副属性が4つに満たない場合は、4つになるまでランダム1個ずつ増えていきます。

ランダムと何でも書いていることから分かるように、このシステムは運ゲー要素がめちゃくちゃ強い

そして、ここで育成した強カードを使うために用意されたコンテンツが深境螺旋ハンターチャレンジで、これは3人それぞれのエリアごとに決められた敵を倒すというもの。

初級・中級・上級とあり、上級は2週間ごとに報酬リセットされますが、ここの敵は半端なく強いので現状では

またそれ以外にも「深空試練」というのがあり、こちらはリセットはない代わりに敵がどんどん強くなっていき、上限は今のところ不明。

ニケをプレイしている人なら、「タワー」といえば大体わかると思います。

要するに、恋と深空は乙女ゲーでありながらガチの育成・戦闘ゲー要素をふんだんに盛り込んでいるのですが、エンドコンテンツの報酬はガチャ券と宝石なので、やりたくない人は無理にやる必要は一切ありません。

なので、そこまでがちがちにやるのはちょっと・・・という人も安心。

メインストーリでも戦闘は未育成ではさすがに無理がありますが、ある程度育成すれば自動で十分進めます。

また一部異常に強すぎたストーリーボスがいましたが、強さに修正が入ったので、運営側も戦闘が苦手だから話が進められないという事態は避けたいのが分かって安心ですね。

魅力的なサブキャラ達

さて、基本的には男性3人との交流がメインなのですが、メインストーリーは世界の謎に挑む壮大な物語であり、当然他のサブキャラもたくさん出てきます。

マヒル兄

俺の一押しは、やはり主人公の兄であるマヒル兄さん・・・!!!

マヒル兄とは事前にメッセージで会話ができますが、実際に会えるのは4章です。

4章では、仕事のことで悩む主人公の心の支えになる様子が描かれ、ハンターになってもやはり家族として妹を心配する優しいお兄さん像を見せてくれます。

頭をなでなでしてくれる胸きゅん動作もあり、
攻略対象キャラではありませんが、ワイ的には禁断の愛も全然OKなんやけどな・・!!!!

ストーリーがよく分からないという人も、この兄に会える4章まではぜひプレイしてください!!!

モモコ

ゲーム開始時のハンター授与式で、隣にいるモモコちゃんが主人公に話しかけてくれます。

モモコちゃん、めっかわじゃない????
百合モードないんですか???????課金しますよ????

正直、最初の任務で死にそうな子だなと思っていましたが、そんなことはなかったです。
よかった~~。

主人公が落ち込んでいるときも声かけてくれるし本当にいい子です。花丸100点。

ミナミ

主人公の直属の上司で、仕事ができる女No1という感じの容姿。
正直めっちゃタイプです・・・!!!

セイヤの秘密のことも何となく知っている感じがするので、今後のストーリーにも絡んできそうで期待大です。

おわりに

最初は、「ドラゴンwwwwwww」ってノリで始めただけだったんですが、これは「マジの神ゲーでは???」と思い立ち、いつの間にか本格的に始めてしまいました。

フレンド枠は満枠になっています。ありがとうございました。

私的には、考察要素が多めのストーリーと、予想以上にガチな育成が楽しくて続けています。

ちなみに、同メーカーの前作である「恋とプロデューサー」の女性比率は94.9%だったそうです。

恋と深空の比率はまだ分かりませんが、大きく変わるようには思えないので一緒ぐらいじゃないんでしょうか?

お前も5%にならないか?

おまけ

本ブログは酒カスが与太話を繰り広げるブログです
主な更新情報はTwitterで行っておりますのでよければそちらのフォローもお願いします。

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