7月8日の崩壊3rdでは、ついに原神とのコラボが始まりました。
この2作は作品の雰囲気こそ全く異なるものの、根底の世界観が共通しているという開発者からの情報もあり、一体どのようなストーリーになるのか気になっていました。
個人的には、二つの世界の繋がりの手掛かりになるようなものがあるといいなあと思っていたのですが、実際に始めると、予想と違う感じでした・・・。
もっともイベントストーリーはまだ序盤しか解放されていないので、エンディングでどんでん返しが来ることを祈って話を進めてみたいところ。
今回の記事は、「コラボは気になるけど、1から崩壊をするのもなあ・・・」という人向けに個人的な備忘録を兼ねてコラボストーリーの紹介をしていきます。
導入
イベントを開始すると、まず最初に説明なくアンドレアス戦が始まります。

プレイヤーは刻晴ちゃんを操作で、既にPVでも言われていますがめちゃくちゃスタイリッシュな動きが可能でおまけに強い!
原神に逆輸入してくれないかな、この刻晴ちゃん・・・
さて、戦闘を続けていると、突然画面が停止し、今度はそれをモニターで眺めている二人の男が登場します。

左の金髪男の名前はオットー、右の男の名前はヴェルト・ヨウといいシリーズの最重要人物で、本来は敵対組織の間柄なのですが、今回は新作ゲームのコラボ制作のために同席することになったのです。

そしてまさかのloading画面。
そう、このイベントは「崩壊3rdの作中において『「原神」という名前のゲーム』を制作するストーリー」という、まさかのメタネタなのでした。
いや、てっきり異世界譚訪ものと思っていたのにまさかですよ・・・。
というわけで、以後は始まるのはゲーム内ゲームの展開になります。
1章「風を捕まえる異邦人」
さて、こうして「原神というゲーム」のbeta版を進めていくことになるのですが、序盤の導入は原神と同じく、旅人とパイモンの出会いから始まります。


とはいえ、この『原神』での旅人は、空・蛍ではなく、なぜか崩壊3rd内のキャラであるロザリアがチョイスされています。
なぜロザリアなのかは謎なのですが、彼女には妹がいることとパイモンと声優が同じなのでメタネタを仕込むためではないかなと(以後、メタネタが大量に出てきます)


ロザリアには「リリア」という妹がいます。

こちらの二人も、パイモンが溺れていたのを旅人が助けたという設定なのですが・・・割と触れてはならないところをぶっこんできます(いいのか?)。
さて、最初の掛け合いが終わると本編が始まりますが、システムはさすがにオープンワールドではなくクォータービューのマップ探索型ゲ―ムで、特定のマス目に行くとイベントが発生するタイプです。

イベントの中には明らかに胡散臭い吟遊詩人が登場したりと小ネタを仕込んできたりしていますね。

イベントを進めると祈願を引けるのですが、なんと単発星5です。
うらやましすぎかよ・・・。


刻晴ちゃん登場!!!
そう、今回のイベントで刻晴ちゃんが選ばれたのはガチャで当たったからなのでした。ええんかそれで・・・

さりげに旅人が他社ネタをぶっこもうとしましたが危険なので遮られます。
さて、刻晴ちゃんを旅に連れて行こうとするも、彼女は「目的がない旅に付き合えない」と言い出すことから、「魔龍を退治しにくいんだ!」と適当な口実をつけて同行させることに。
とりあえずモンド城を目指そうと森の中を進んでいると、爆弾を抱えた幼女と魔龍の姿が見えました。

唐突に幼女は爆弾を落としてしまい、周囲が火に包まれてしまいました。
そこで旅人たちは水をかけて幼女を助けてあげることになります。
もちろんこの幼女はクレーちゃん。みんな知ってるよね!

・・・なんか顔違うんじゃない???と思ったあなたは正解です。
今作のクレーちゃんはコラボ衣装で、中の人は崩壊3rdに登場するテレサ・アポカリプスというキャラクターです。

ガチ幼女のクレーちゃんと違い、彼女はいわゆるロリババア枠で実年齢は四十・・・おっと誰か来たようだ(死)
(蘇生の門で復活)
とりあえず、若くて可愛いクレーを助けると、彼女も旅に同行することに。
森を進んでいくと、突然パイモンが鴉に食べられてしまいます。
今作はパイモンの非常食ネタが多い。


鴉と言えば、もちろん我らがエミちゃんです。
当然オズも参戦。ゲーム的にはチャージ攻撃でオズが登場し、キャラチェンしても現場に残って攻撃サポートをしてくれる優秀キャラです。
しかし、フィッシュルはこの時はメンバーに入らずに立ち去ってしまいました。
次のエリアに進んでイベントをこなしていくと、悪い木に騙されてしまい、封印に囚われたフィッシュルの姿が。

今度は旅人と交互に操作をして、協力していくことになります。
封印を解除すると、無事に正式に仲間になってくれます。

フィッシュルを加えて先に進んでいくと最後に待ち構えていたのは魔龍!

トワリンとちょっとデザインが違うと思った人は勘が鋭い。
この森の魔龍はベナレスという名前で崩壊3rd側に登場する敵キャラです。
3Dデータの流用・・・おっと。
しかし、魔龍を倒して、大量の宝をゲットして喜ぶ旅人を上から見下ろす謎の「殿下」と呼ばれる影が登場します。


これは魔神任務での双子の片割れの登場シーンのオマージュですね。
アビスの魔術師じゃなくてホム(崩壊のマスコットキャラ)になっていますが・・・。
そして、最初にも述べましたが、この『原神』の世界は、あくまでも「ゲーム内ゲーム」の話ですので悪しからず。

とはいえ、実は序盤でこの原神世界のことを「そう遠くない未来で誰もが知っている物語」という非常の気になる表現をしています。
