お代はラヴでけっこう

【原神考察】月遂い祭イベントムービー「世にある至味」の各シーン解説

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この記事には、Ver2.1イベント「月遂い祭」の重大なネタバレが含まれています。

まさに璃月オールスターが登場し、プレイヤーからの人気も高い月遂い祭。

内容的には刻晴・香菱の伝説任務・・・を超えてグゥオパァー伝説任務とまで言われていますね。

私はイベントを終えてから、全然育ててなかった香菱を一気に80突破させてしまいました(ちょろ)。

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さて、イベントの最後では竈神マルコシアスがグゥオパァーに至った経緯について、ピンばあやがムービー付きで説明してくれますが、思っている以上に色々なネタが仕込まれていたので簡単に紹介します。

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グゥオパァーの正体は「竈の魔神」マルコシアスでした。

マルコシアスはご存じ、ソロモン72柱の魔神の1柱で口から炎を吹く狼の姿で描写されるため、グウォパーが火を吹くのもそこから取ったものと思われる(しかし、他の魔神もそうだが他の点では原典とあまり似ている要素はない)。

元々は、モラクスたちとともに帰離集で民を守っていました。

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名前の由来は、塵の魔神「終」と岩神「鍾」の名を合わせたとも、当時の彼らの民が「の民」とも言われていたからとも言われています。

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しかし、何らかの異変が起きて、民たちは現在の璃月港に移住せざるを得なくなりました。

異変に関しては、帰離原に残された石碑では「戦争が起きて空に漆黒が染みた」「それにより帰離集は破壊された」というかなり気になる記述が残されていますがが、ピンばあやの述懐では洪水により避難したことになっており、大きくズレがあるのが少し気になります。基本的にピンばあやの述懐の方が正しいのでしょうが・・・。

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移住の理由はともかく、帰離集には住む人間がいなくなり荒野と化したため現在では「帰離」と呼ばれています。

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さて、この璃月港への移住の際には三眼五顕仙人と竈神が手伝ったようで、その姿が映っています。

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また甘雨と同じ角を持った麒麟の姿が見られることから、恐らく甘雨の親と思われます。

その後、竈神は民に対して、体が暖まり保存の効く食品であるピリ辛蒸し饅頭・・・の原型を考案して、民に提供しました。
月の祭りということとその形状から、これは中国の祭菓子である月餅だと思われます。

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現在のピリ辛蒸し饅頭とは形状が異なる
長い時代を経て変化したと予想される

しかし、璃月の民に再び危難が訪れてしまいます。

大地が「災害と疫病」に見舞われ、人々の生活を脅かしました。

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エピソードでは「災害と疫病」としか語られていませんが、このモラクスの姿は「魈」のエピソードPVにおいて、モラクスが魔神の怨念を退治するために護法夜叉を召集したときの姿と酷似していることから、実際には魔神戦争の残滓——死した魔神の怨念だったのでしょう。

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魈のエピソードPVにおけるモラクスの姿

魔神の怨念がどれだけ凄まじいものなのかは、祟り神に侵されたヤシオリ島の現状を見ればわかるとおり・・・。

魔神の怨念を抑えるために、竈神は自分の力のほとんどを大地に捧げ、自分は眠りにつきます。

その後、璃月は新しい朝日を迎えたが、その太陽には「星」の文様が刻まれており、太陽が「天理の領域」であることを示唆しています。

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そこからは、時系列が少し遡ってから、現在に向かって璃月が発展していく様子が描写されます(巻き戻しされているので少し分かりにくい)。

こちらはまだ封印される前の若陀龍王で、竈神とも仲が良かったようです。

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画面の奥の方にいる鳥の姿をした仙人は魈の同僚「護法夜叉」の一人である「銅雀」です。

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彼は現在では肉体を失っており、魈の伝説任務では銅像姿で登場しますが、好物であったチ虎魚焼きを食べたいと言いながら消えていきます。
このムービーではその伏線回収ですね。

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そのあとに出てくる見慣れない槍の女性は、腰に「洗塵の鈴」を身に着けており、槍を装備している(ピンばあやは槍使いである香菱の師匠)ことからピンばあやの若かりし頃でしょう。

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甘雨と煙緋が一緒に登場するのは、ともに半人半仙という「同類」であり先輩後輩の関係だからでしょう。

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行秋に振り回されている重雲とそれを屋根から眺める、帽子を被っていない胡桃の姿がありますが、この3人は友人関係にあります(基本的には行秋が中心のようだが)。

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凝光の周りにいるのはただのモブですが、右側にいるおかっぱ頭は3人いる秘書のうちの「百聞」。彼女たちはそれぞれ髪型が違うので見分けがつくようになっています。

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謎のゴスロリ少女に関しては、詳細は不明ですが、ちまたでは和裕茶館の看板娘である雲菫(うんきん)ではないかと予想されています。

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彼女は名前しか登場していませんが、根拠としては「璃月の芝居役者」であるため、派手な格好をしていてもおかしくないことと、辛炎の大ファンであることからヴィジュアル系のおっかけをイメージしているのではないかというあたり。

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上から「刻晴」「行秋」「辛炎」のコメント。

旅人の武器が「天空の刃」になっているので一部でモチーフ武器か!と言われた1枚。ただし通常のイベントムービーでの旅人の武器は無鋒の剣となっています。

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そして、ツイッター公式アカウントでは、このナレーションの主であるピンばあやが「歌塵浪市真君」として紹介されていましたが、 この名前は「魈」のキャラクター紹介の時に解説役として出ていた名前です。

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限定のイベントムービーの中でも、色々な小ネタを仕込みまくっているのでじっくりと見てみるのも楽しいですよ。

ではでは。

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