Ver1.2後半で実装されたカフカの同行任務ですが、ストーリーの中で主人公とカフカは
・二つの質問が相手にできる
・片方は必ず真実を答え、片方は必ず嘘を答える
という、ルールでお互いに質問をしあう、「嘘か真実かゲーム」を行うことになります。

質問は全部で7つ(+2)あり、それぞれ2種類の回答があるため一人で真実にたどり着くのは困難であったためTwitterで協力を依頼したところ、多数の助力をいただいて全ての質問と回答を網羅することができました、ありがとうございます。

この記事では、その回答を元に分かったことを書いていきます。
主人公の正体について
主人公の正体については以前に一度考察記事を書いたことがあります。

この記事では「開拓者は星核を運ぶための『容器』である」「埋め込まれた星核はアキヴィリではないか?」「エリオとカフカと主人公は知人であり、記憶を失って忘れている」という考察を書いています
そして、今回カフカと行った「ゲーム」に判明した主人公の正体は「星核を収容するために特別に作られた『人造人間』であり、更に星神の力で改造されることにより星核による汚染を防ぐことができる特別な肉体を持つ」というものでした。
そして、主人公はカフカの「言霊」により記憶をいったん消去させられています。


元々、ゲーム開始時で主人公の性別を選択するとき、二人は最初から「ベクター」と名付けられていました。

ベクターとは、遺伝子工学においては遺伝子の運び屋と言う意味で、特定の遺伝子を安全に運ぶために用いられるものです。
また、デイリー任務では主人公自身が自分のことを「ベクター」と呼ぶなど、自分が「容器」である自覚を持っていました。

そういえば、このゲームは主人公の選択肢がぶっ飛んでいるっていうので有名でしたが、元々が人造人間なのだから、ある意味納得ですね・・・。



また、メインストーリーで主人公は薬王秘伝の首魁である丹枢に、強制的に人間を魔陰の身に落とす薬を飲まされますが、一時的な錯乱程度で済んでおり、これも星神の加護による影響があったのかもしれません。

とはいえ、主人公をどうやって何者かが生みだしたかはまだ謎のままで、カフカによると主人公は「どこかからエリオに連れてこられた」そうです。
模擬宇宙では記憶の星神「浮黎」の口から列車とエリオが何らかの関連性があることが示唆されています。


カフカについて
カフカは「恐怖のない星プテルゲス-V」の出身です。
この星は、彼女が生まれる前に堕ちた星核の影響で荒廃していたことが伺えます(「恐怖がない」のもその影響か?)

恐怖の存在しない星の住民は欲望と快感に支配される「悪魔」に墜ちやすく、彼女はその「悪魔」を狩って賞金を稼ぐ集団「新バビロン」に所属し、「デーモンハンター」と呼ばれていました。
しかし、彼女は恐怖がないゆえの「空洞」に悩まされていたところをエリオにスカウトされ、「自分を変える」ために彼の指示に従うことを選択します。

また、彼女はシナリオ中でも度々主人公に対して好意的な態度を示してきますが、その変わるきっかけとなる「運命」の相手が主人公であると予言されているのも影響しているのでしょう。

ちなみに、彼女はよく「運命」を口に出しますが、本当は「運命は決まっていない」と考えています。

事実、スターレイルは選択肢によって結末が異なるシナリオがいくつもあり、中には星穹列車と星核ハンターが全滅するバッドエンド(恐らくナヌークと敗北した)もあることから、あくまでも「運命」は努力で引き寄せるものという世界観なのでしょう。

刃について
既にメインストーリーでも語られていますが、刃と丹恒は元々友人同士でした。
しかし、「飲月の乱」を共に起こして以来、彼らの道は分かたれてしまいます。

刃は魔陰の身に堕ち、そしてその影響により目覚めた際に記憶を失っています。

その際に鏡流に見つけられ、そして彼女から剣術の教示——という名のほぼ拷問を受けています。


正直、刃についての質問と回答は、これまでメイン及び装備物語等で語られたものとほぼ同じで真新しい情報はありません。