お代はラヴでけっこう

【スターレイル】「羅刹の出身は純庭の騎士団」説について考える

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少し前に匿名質問箱に「羅刹の出身は純庭の騎士」の可能性はありますか?という質問が来たことがあり、色々調べていくと可能性が高いとまでは言い切れないが「あり得ない」と断じるほど荒唐無稽ではないと感じたため今回はそのことについて書いていきます。

そもそも「純庭の騎士」とは?

「純庭の騎士」とは遺物「純庭教会の聖騎士」のストーリーでのみ語られている純庭教会に仕える騎士です。

名前が似ている「純美(イドリラ)騎士団」とは関係ありません
(が、情報がなさすぎるので絶対に無関係と言えない点には注意)

純庭教会は神の名のもとに「悪魔」と戦う組織ですが、その星の名は明らかにされていません。

さて、この騎士団には「聖女バニラ」に忠誠を誓った「騎士サフィナ」がいました。

サフィナの正体は教会と敵対する「悪魔」なのですが、強力な悪魔の力を御したかった教皇庁は幼いサフィナを鎖につないで「教育」し、バニラに預けます。

悪魔であるサフィナは顔を見せることを禁じられ、仮面を被った「沈黙騎士」の名で呼ばれ疎まれますが、バニラはそんなサフィナのことを本当に大事に慈しみ、二人の絆は深かったようです。

そんな最中に、星の海から力が教会に降り注ぎ、人々はそれにより悪魔と対抗する強力な力を得ました。
しかし、それは同時に人間性を蝕む狂気も内包していました。

騎士団の厳粛さと典礼は崩壊し、人々はお互いに疑心暗鬼になります。

「悪魔は全て駆逐するべき」の声が次第に高まり、騎士たちはこれまでさんざん戦いに利用してきたサフィナとその「聖女」であるバニラを殺すために襲い掛かってきました。

サフィナは「騎士は聖女を何があっても守る」という誓いにより襲い掛かってきた騎士を全て殺害しました。

彼女はこの最中であっても高潔な騎士の誓いを忘れず、聖女はその騎士の罪を許します。

何時からか、人々はとあるを聞きます。
邪悪な魔女は騎士を操り教皇の秩序を破壊したと。

皮肉なことに、結果としてこれは噂ではなく「真相」となっていました。
敬虔な信徒たちは沈黙騎士を災いの元凶とし、二人の居場所はなくなります。

「魔女」バニラは「悪魔」サフィナに「里帰り」を提案し、二人はともに旅立ちました。

これが純庭教会にまつわる物語です。

あと、大体想像つくと思いますが百合が凄い。いいぞ~~。

(いや、これ僕が勝手に思ってるだけなんすけど、サフィナは本当は「聖女」としての高潔なバニラが好きだったんじゃないかなって、でも全てが終わって彼女が「魔女」になると言ったときのサフィナの胸中はものすごく複雑だった。でも、彼女が「魔女」と呼ばれるようになったのは不可抗力とはいえ自分が他の騎士を全て殺害したことが原因なんだから否定できないし、バニラはバニラで元々サフィナと同じ「魔女と悪魔」で「同じ」になりたかった気持ちが元々あったんじゃないかもの思う、それが「在りもしない罪など信じない」という胸中。自分が穢れた「悪魔」と信じるサフィナと彼女を「悪魔」だなんて最初から信じていないバニラは近いようで実は遠くて、でもお互いを愛しているのも間違いなくて、うんまあそのなんだ・・・いいね(語彙力))

羅刹の過去について

それではこの純庭教会と羅刹がどのように関係するのか?

「純庭騎士」のストーリーを一言でまとめれば、「この星では教会が力が握っており、悪魔の国と敵対していた。しかし、ある星神の力を授かった結果狂気に陥って故郷は崩壊した」ということです。

羅刹の経歴のほとんどが謎に包まれていますが、いくつか分かっていることがあり、それは彼の故郷が既に崩壊しており、更に「悪魔」「教会」「狂気」という美しくない記憶があるということです。

羅刹の同行任務のタイトルは「異邦の騎士」であり、彼が騎士階級にあったこと。

2凸の名称が「純庭の礼賜」というあまり使われていない単語が共通としていること。

また、純庭騎士の使える星神は明確にされていませんが、今のところ可能性がありそうなのは「秩序」のエナです。

「秩序」の派閥の中には天外聖歌隊が存在しています。

聖歌隊とは、キリスト教の神の愛や栄光を称える歌手の団体のことなので、秩序の派閥はキリスト教がベースになっていると考えられますが、羅刹がスキルを使用するときに取り出すアイテムは十字架に似たものを取り出しています。

また崩壊世界は無数の平行世界が存在しますが、その平行世界に存在する似たような容貌の人物は似たような運命を歩むと言われています。

羅刹と同じ容貌を持つ平行世界の人物「オットー・アポカリプス」は「天命教会の主教」でした。
似たような運命を歩むのであれば「教会の騎士」であってもおかしくはないかなと。

純庭教会を襲った悲劇は「星の海から降り注ぐ力は、教会に悪魔を罰する力を与えたが、一方で人間性を奪う疾病を蔓延させた。」 から始まっています。

この「力を得る代わりに人間性を奪う疾病」はもろに薬師を連想させます
「豊穣」の民はみな一様に攻撃性を帯びていますし(狐人と歩離人の違いとか)

Ver1.3開拓任務の最後で景元は羅刹を「薬師の忌み者」と呼び、羅刹は「確かに豊穣の力を持っているが豊穣に敵対している」と弁明するため、純庭教会を崩壊させた力が薬師であると仮定するのであれば、その点からも繋がってきます。

まとめ

純庭騎士は、とある星の純庭教会に所属しており「秩序」の恩恵の元に星の悪魔を退治していました。
(「秩序」のエナは消滅していますが、星神が消えても運命は残るし全ての派閥が消滅するわけではありません。例:純美騎士団)

しかし、この星に突然「豊穣」の力が降臨します。
豊穣の力は癒しの力で一見は教会と親和性が高く、この恩恵を持って悪魔を駆逐しますが、その力は同時に人間性を奪う疾病でもありました。

この結果、純庭騎士団は崩壊し羅刹は星を脱出します。

羅刹は豊穣の力を得た薬師の忌み者ですが、何らかの作用によりそれを抑えることができています(棺の力?)。

故郷を滅ぼす原因となった薬師を滅するために星海を彷徨い鏡流と出会って手を組み現在に至る・・・という流れではないでしょうか?

最初にも述べましたが、これは大部分が想像によって補われた「亀裂理論」であることをご了承ください。

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