*この考察は、2024年2月時点の情報を元にネタバレや個人の見解を含んでいます。今後の実装次第で公式と大きく異なる考察となる可能性がありますのでご了承ください。
今回の記事では、三月なのかの正体について考えます。
世の中には、「三月なのかの正体はカーズである」などと書く狂人もいるようですが、多分毎日酒飲んで酔っ払っているゴミのような人間のいうことなので信用してはいけませんよ。
さて、三月なのかの過去について分かっていることは、「何らかの力(恐らく星神)により干渉されている」ことです。

彼女は六相氷によって封印され宇宙を漂っており、そこを星穹列車に発見されて救出されました。
彼女は自分の過去を全く覚えておらず「三月なのか」という名前も、自分が目覚めた日にちなんでつけただけです。

これらのことから、今のところ考えられる彼女に関する仮説として、次のような説を提唱します。
①なのかは「純美」の星神イドリラの「破片」である
②なのかは、記憶の星神「浮黎」が「記憶」から生み出した存在である③なのかは、カーズである
①三月なのかは「純美」の星神イドリラの「破片」である
三月なのかの正体は純美の星神イドリラの「破片」ではないか?
純美の星神イドリラとは、その名の通り「美」に関わる女神で、その神に仕える「純美の騎士団」は美の体現者と呼ばれました。
しかし、イドリラはある日突然失踪してしまい、一般的には死亡したと信じられています。

しかし、純美の騎士団は死亡説を信じず、彼女の姿を追い求めて宇宙中を駆け巡っています。
1.6で登場した純美の騎士アルジェンティもその一人で、彼は宇宙に純美を広めるために活動しています。

しかし、もう一つの「純美」の派閥「ミラーホルダー」は、純美の星神が死んでしまったことを認め、だがその「破片」は星の海に散らばったと主張しています。

なのかは、このイドリラの散らばった「破片」の一つではないか?
彼らは、「超越の鏡」こそが、「純美の星神の破片」であるとしています。
鏡の材質には銀が基本的に使われており、過去には青銅などほかの金属を磨いて使われていました。
ここで言いたいのは、鏡の素材とは鉱物であるということです。
三月なのかは「六相の氷」に覆われて宇宙を彷徨っていたところを星穹列車に発見され、拾われましたが、氷もまた結晶構造を持つ鉱物の一種であり、「反射」という鏡の性質を持っています。

模擬宇宙でのイベント「超越の鏡」では、「鏡の向こう側」にミラーホルダーが蝋燭で封印されていました。

そして、蝋燭とは「記憶の祝福」の象徴です。

符玄の同行任務では、なのかの過去を探ろうとする行為に対して、「記憶」の派閥が妨害行為を仕掛けてきています。

曰く、なのかは宝石の星アドリヴンの姫君である、或いは巡海レンジャーであったなどと。
しかし、これらについてなのかは、それが嘘だとすぐに見抜いて否定します。


しかし、この中で一つだけ否定されなかったのが「彼女は元星神だった」という言説です。

ちなみに、アルジェンティは純美の騎士なのに、なのかを見ても全く反応していませんが、彼は(美しいと言いながら)実はイドリラの姿を見たことがありません。
少しぐらいは第六感で反応してもよさそうですが、姫子は「人間がイドリラを見つけてもそれを識別できるか分からないし、全く気が付かなくても不思議ではない」と予防線?を貼っているのも気にかかります。

②なのかは、星神「浮黎」が「記憶」から生み出した存在である
次に三月なのかの正体は、記憶の星神「浮黎」が「記憶」から再現した存在ではないかという説について検討します。
符玄の同行任務では、何度も「記憶」の「メッセンジャー」が干渉してきて、彼女に対して「過去を探ることはやめるように」「記憶を取り戻す行為に価値はない」と何度も説得を繰り返します。

そこで何度も強調されるのは、「三月なのかは『なのかとして目覚めた時が始まり』だ」ということです。


同行任務では「メッセンジャー」の妨害を潜り抜け、なのかが「始まりである氷」に触れると、符玄の「陣」が停止してしまいました。

しかし、そもそもあの氷が彼女の「出発点」であるのなら、実は停止したのではなく、そもそも過去が存在しなかったから「終了した」と考えられます。
ストーリー中では、メッセンジャーの妨害に憤慨する符玄となのかでしたが、よくよく考えて見ると彼女の行動に悪意はなかったように思えます。

メッセンジャーは「記憶」の使者として、彼女の始まり――本当は過去が存在しなかったことを隠したかったのではないか?
さて、仮に「なのかの過去」が本当は存在しなかったと仮定して、どうしてそれに「記憶」の星神が関係するのか?
まずそもそも「記憶」の派閥が宇宙中から記憶を集めているのは、未来予測されている「宇宙の終焉」が訪れたとしても、その記憶を滅亡後に向けた再生の青写真にできるからです。

「青写真」とは、何かを作るための設計図であり、要するに元となる「記憶」があればそこから同じものを作り上げられるということです。
実際、星核の能力からスターレール世界では記憶さえ存在すれば、そこから物質や生命を再現できることは分かっています。

三月なのかを封印していた氷は「青とピンク」に彩られています。

この氷と酷似した配色をしたアイテムにガチャに使うための「往日の夢華」ですが、そのアイテム説明文も「浮黎」の目的と能力を連想させる内容になっており、更に「記憶」の派閥であるブラックスワンの水晶玉と衣装にもその形と混ざり合った色合いが見て取れます。

彼女が「浮黎」の再現により作られたので、あれば(恐らく浮黎の意志を代弁したであろう)「メッセンジャー」がなのかに対して「我が子」という謎の呼びかけを行ったことも説明が付きます。

そもそも、なのかの能力は「凍結」であり、凍結は「記憶」に関係が強い能力です。

また、なのかの部屋には「不思議なフォトウォール」が存在しています。
これは彼女が旅をしてきた思い出の写真を壁に貼り付けているのですが、この写真群は明らかに奇妙であり、カメラがなかった瞬間や、あまつさえ、彼女がそこに居なかった時の写真さえ存在しています。

モノローグでは「実に奇妙」で終わらされていますが・・・彼女に関して「記憶」の浮黎が絡んでいるのが確実となると、このフォトウォールにも何か意味があるのではないかと深読みしてしまったり・・・。
さて、問題は仮になのかが「記憶から再現された実験体」だとして、一体何の記憶から再現されたのか・・・。
かなり妄想度強めですが、崩壊3rd ショートアニメ「Reburn: II」では、星穹列車に乗って旅立つヴェルトとキャロルの姿があり、それを「なのか顔の謎の少女(CV:なのかの声優)」が見送るという演出があります。


このムービー内容は明らかにスターレイルの正史と異なっているため、「無関係のイメージ映像に過ぎない」という意見も根強く、私もそのままスターレイル世界に当てはめれるとは思っていませんが・・・少なくとも「虚数の樹世界観」で考えれば、「なのか」の元となる記憶が他の銀河にも存在していても全く不思議絵ではありません。
③なのかは、カーズである
明らかに狂人が書いた記事です。
一体どういう発想をしたらこういう狂った記事を堂々と書けるんでしょうか・・・。
